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産後クライシスで離婚危機!


こんにちは!皆さん、産後クライシス、その存在をご存知ですか?この言葉通り「産後」に訪れる危機であり、その深刻さはとても言葉では表現しきれません。

厚労省の2016年「全国ひとり親世帯等調査結果報告(2016年)」によると、
ひとり親 の4割ちかくがこどもが0~2歳時に「離婚」を決心し、こどもの年齢が3~5際までを含めると、なんと6割ちかくにも上るという調査結果がでています。

出産後の女性は、ホルモンの変化で「産後うつ」や「育児ノイローゼ」になりやすく、日常的なことができなくなります。これによりストレスや疲れがたまり、夫との関係にも影響します。夫は妻のイライラに戸惑い、妻もストレスで心身ともに疲弊し、男性に対する感情が冷めてしまう場合があります。そのため、夫婦関係が悪化して離婚に至ることもあります。

産後のストレスは夫婦関係に影響を与えることがあります。ですので、夫婦で話し合って心理的なサポートを行い、その期間を乗り切ることが大事です。離婚に至らないためには、お互いに理解し合い、協力しあうことを心がけましょう。

産後クライシスによる離婚を防ぐ方法


産後クライシスに陥らないように、出産前に準備しておくべきこと

  • 種類豊富な授乳グッズを用意し、授乳中の疲れを軽減する。

  • 出産前からベビー用品や栄養について調べ、知識を深めることで自信を持つ

  • 美容やリラックスに関するグッズを用意して、育児に取り組む前に自分自身のメンタルと体調を整える

  • パートナーと話し合い、育児に対する考えや負担分担を決めておく。

  • 妊娠中から産後までのストレッチや運動を習慣化させ、産後の体調管理に取り組む。

上記のなかで最も大事だなと思うことは「パートナーと事前に話をする」だと思います。特に男性が準備することは

「産後の女性のこころと体の変化」を知ることです。

女性は産後すぐに授乳や赤ちゃんの身の回りのお世話にいっきに負担することが多く、心身ともに疲弊します。
そのうえ女性ホルモンが変化する影響で「産後うつ」「育児ノイローゼ」になるひとも多いのが現実。こころも傷つきやすいので、言葉がけにも配慮したいですね。NGなことばがけは「母親なんだから我慢して当たり前」「自分の母親は~」など、はじめての妊娠出産、子育てでいっぱいいっぱいな上に味方でいてほしい夫にこんな言葉をかけられたら悲しい気持ちになります。

またアイデンティティを失うような感覚に陥るひとが多いのもこの時期です。
原因は「社会との断裂」「キャリアへの諦め」「○○ちゃんのママとよばれる」など、自分がなくなってしまったかのような気持ちになりがちです。

長きにわたり、家庭に専念し続けてきた私も、自分自身のアイデンティティを見失っていました。自己肯定感が欠如し、自信がまったくない、まさにそんな状態に陥っていたのです。

パートナー(夫)ができること

夫のサポートが大切な産後クライシス。しかし、何をすればいいかわからない方も多いはず。そこで、今回は産後クライシスを乗り越えるために、夫が具体的にできることをご紹介します。パートナーシップを大切にし、二人三脚で子育てを進めましょう。

 

産後、妻をサポートする夫の心得とは?簡単な5つのアイデア



1、母乳育児の方法やベビーケアのスキルについて、夫も積極的に学ぶことが大切。夫婦で一緒に準備し、育児に取り組もう。

2、夫ができる家事や買い物など、家庭のサポートを率先して引き受けることで、妻の負担を減らす

3、出産前に夫婦で話し合い、産後の妻の体調や気持ちを理解することで、サポート方法を見つけることができる。

4、妻のストレスや疲れを癒すため、お互いに趣味やリラックス方法を共有し、心身ともにリフレッシュする時間を作る。マッサージをしてあげる。
こどもを預かり、ひとりの時間をつくってあげる。

5、忙しさや疲れが続く中でも、夫婦で話し合いを続け、支え合うことが大切。一緒に育児を乗り切っていこう。


パートナー(妻)が心がけること

1、夫に助けてほしいことを具体的に伝える

男性は具体的に指示してもらわないとわからないことが多いですよね。
察してほしい、わかってほしい、その気持ちは伝えないと届きません。
男性は問題解決能力があるので、わかりやすく伝えれば、どうにかその場を乗りきってくれること間違いなし。信じてあげましょう!

2、夫に完璧をもとめない

子育ては手がいくつあっても足りないもの。自分のやり方と多少ちがっても、手伝ってくれてありがとう、感謝を伝えることでいつでも助けを求められる夫婦関係を築きましょう。

3、夫婦で話す時間をもちましょう

こどもが小さいと現実的に女性の負担は大きいです。
夫に対して、手伝ってくれない、役にたたない、自分勝手と感じることが増えるでしょう。イライラして「話す機会」を避けることはやめましょう。
産後クライシスで一番の解決策は「夫婦のコミュニケーション」=対話を諦めないこと。多くの時間をとれなくても、少しずつでもいいので夫婦が話す機会をお互いに持つように心がけてみてくださいね。

わたしは2人目が生まれた直後に大産後クライシスを経験しています。
夜に授乳したままこどもと寝落ちすることが多くなり、必然と夫婦で過ごす時間が減りました。そのまま気持ちが離れていってしまった気がします。
その当時は、何がなんでもこども優先!と思っていたため夫をおざなりにしてしまったことを後悔しています。その当時のわたしはなにも言わない夫の優しさにあぐらをかいていたんだと思います。
あと、もっと夫を信じてこどもを預ければ良かったなと思っています。
産後うつになりやすいひとは完璧主義のひとが多いと聞いたことがありますが、わたしもどちらかと言えばそのタイプなので、ばっちり当てはまっていますね。

産後の女性の変化&生活の変化はぜひ産前に夫婦でしっかりと話し合うことをお勧めします!

一組でもおおくの夫婦が手を繋いであるくすてきな夫婦になりますように!











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