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ベルリン→ウィーン ぶらりリュックで週末アート旅行

ドイツ、ベルリンに来てから2年と3日が経った。19の頃からあちこちに移り住んではたまに郷帰りを繰り返した12年の間で同地域連続居住記録更新中だ。

この2年であまり大きな移動をしておらず、唯一の遠出は去年の夏にオーストリアのウィーンにクリムト作品を見に行ったくらい。

その時もバスを利用したように、陸続きで気軽に国を跨るのはヨーロッパの最高の利点であるので、跨げるうちに跨いでおこうと思う。

好きなアーティストの展示がウィーンで行われているので、土日月と再びウィーンに1人、気軽な旅行に行く事にした。

Loiswein Berger ロイスワインバーガー緑爺さん

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今回の目当てはオーストリア、チロル地方出身の植物アーティスト、ロイスワインバーガー。(最初の文字が"ラ"だったらめちゃくちゃ美味しそうだなぁといつも思う)

植物や自然をテーマに世界で活躍したアーティストで、昨年心臓の病気で亡くなられたのだが、今年ウィーンで最も有名なヴェルヴェデーレ美術館で展示が行われている。

彼の作品を見て、少し離れた田舎をハイキングして、それ以外はフリースタイルの旅行。

Flixbusの夜行バス

ベルリンからウィーンまで680km、飛行機なら1時間半70€ほどだがバスだと9時間36€。

時間はかかるが面倒な手荷物検査もなく市内とのアクセスが便利で、陸地の繋がりを感じられるバス移動の方が好きだ。

出発地点のSüdkreuz 駅に向かい、外の発着所で時間を確かめる。

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掲示板にはアムステルダム、バイエルン、パリ行きの名前が並ぶ。

バスが到着し、チケットのQRコードをドライバーに見せ乗り込む。2階席の緑のシートは自由席なので窓際を確保する。

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去年の夏と比べると圧倒的に利用客が少なく隣に誰か座ることはなかった。

充電コンセント、Wi-Fi、トイレ付きで便利だが、夏も冬も乾燥、寒さ対策は予め用意しておくことをお勧めする。

0:15に出発したバスは南に進み、ドイツのドレスデン、チェコのプラハを経由してオーストリア、ウィーンまで進む。

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そろそろウィーンに着きそうだ、続きはまた明日。