自己PRって、何をアピールしたらいいか。

応募書類にせよ、面接にせよ、自己PRは避けて通れない。だが、一体何をアピールすればいいのか、もしくは、アピールすることが多くて、まとめられないという人もいるだろう。私も以前はそうだった。自己PR欄を前にし、ある時にふと思ったのだ。

自分の良いところを相手に受け入れてもらおうと意気込んでる?

例えば、コミュニケーションスキルが高いことが、自分の良いところ、強みだとする。「私はとてもコミュ力が高いです!」と、応募書類に書いても、読み手である企業の担当者は「あー、そうですか」となる。ならば、説得力を増すため、「誰とでもすぐに仲良くなれます」と書いたら、少しはイメージが出来るが、特に人目を引くようなアピール方法とは言い難い。では、もっと具体的な出来事を書けばより鮮明にイメージが湧くかもしれないが、そんなに書くスペースがない。うーん、どうしよう。。。となる。

確かに、応募する企業側の担当者に、よい印象を持ってもらい、選んでほしいという気持ちは誰にでもある。だが、企業側は、どんな人物を求めているのか、実は不透明は部分がとても多いのだ。確かに、求人票には、”コミュニケーションスキルの高い人”とか、”ポジティブな人”とか、”行動力のある人”などと書かれているが、ひとつひとつその意味、定義は、企業によって実に千差万別なのだ。あるマネージャーは、「他部署と連携を取って、自分たちの部署とつないでくれること」という。ある担当者は、「人の話をじっくり聞ける傾聴能力」という。または、「メールで即座のお客さんの要望に応えること」という場合もある。だけど、求人票は”コミュニケーションスキルの高い方”という一般的な言葉でまとめられてしまう。その隠れ要件に、自分のコミュ力が高いさをマッチさせることが出来ますか?それは土台、無理な話だ。

英語のアピール(appeal)は、「頼む/お願いする/訴える」という意味だ。

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