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私の理想の学校は、”放デイ“
私の夢は、「学校」を設立することだ。
「学校」というと、同じ学年で、1クラスで30人で、先生は1人で、みんな同じことを学ぶ、というものが想像されるであろう。
しかし、私が考える学校は違う。
年はばらばらで、人数は10~15人。先生はたくさんいて、それぞれが学びたいこと、学べることをそれぞれのペースで行っていく。集団活動も取り入れて人との関わり方も学んでいく。
これが私の理想。
ここには障害があるなしは関係ない。
インクルーシブを体現した学校だ。
最近放デイで働いていて、ふと思った。
「私が理想としている学校って、放デイそのものだ」と
放デイは障害があると診断された子が通う。
集団活動もやるし、個に合わせた個別活動もやる。
ここに、所謂定型の子がはいっても良いのではないだろうか?
以前見学にきた子どもの母が言った。
「お姉ちゃんも通ったらいいじゃん」
見学にきた子の姉で、姉は不登校であった。
一緒にきたのだが、この放デイの空間をすごく気に入って図鑑をずっと読んでいた。お母さんが言った言葉にも満更ではない顔であった。
その姉には診断がついてない。所謂定型児。
でも、学校というシステムに馴染めず不登校になった。
こんな子も、放デイみたいな場所で自分のペースで学べればどれだけいいだろうか。
だから私は造りたい。
“放デイ”のような学校を。