コロナ禍のサンフランシスコ旅行：２日目
寝不足と時差ぼけなのに、サンフランシスコのダウンタウン付近でショッピングや観光、友達とのディナーで奔走した２日目。
昨日はテレビでPadres vs. Dodgers (パドレス対ドジャース戦）の野球中継を見て途中から寝ようとしたけれど、全く眠れず。疲れているのに変に脳が興奮していて、何度がんばって眠りにつこうとしてもできなかった。
寝るのはあきらめて、朝の4時半に起き上がり、ストレッチをした。それから昨日Ferry's Building 内のAcme Bread で買ったオリーブ入りのパンとローズマリーのパンを食べた。ローズマリーの方が酸味もなくて好きだな。
朝食後にFerry's Building からPier 39 (ピア39）の少し過ぎたところまで約1時間ほどウォーキングをした。レストランが閉業して売りに出されいる建物、営業時間外でシャッターが閉まっているお店が多い中でも、家族連れの観光客（多分アメリカ人）は割に多く散歩をしていた。アルカトラズに行くフェリー前に列ができている。
朝だけで7000歩以上も歩いたから、頭が少しクラクラしている。朝活というより、朝まで眠れなかっただけ。散歩途中に有名なスポットで写真を撮れたし、クラムチャウダーで有名なBoudin のお店の中に入ってお土産を見ながらブラブラできたのがよかった。
ホテルに帰って少し休もうと思っていたけれど、ホテルの近所に大好きなAllbird（スニーカーやトレーニングウェアのブランド）があったので疲れも知らずにお店で新しいスニーカーを購入した。接客も素晴らしく、アイスクリーム屋さんの試食並みにスニーカーを色違いで何足も試着させてくれた。店内のデザインも、お店がある通りもすごくオシャレ。また来たい。
その足で駅2つ分を歩き、Embacadero (エンバカデロ駅）からPowell (パウエル駅）まで移動していた途中にGhiradelli Chocolate (通称：ギラデリ）専門店でお土産のチョコレートを購入できた。Powellにある大型ショッピングモールで服でも買いたいなと思っていたけれど、寝不足で頭はぼんやりしているし、お腹も空いてきたからあきらめて帰ることにした。
本来の目的の携帯電話会社でSIMカードの契約だけはきちんとしておいた。私を対応してくれたアジア系の女性の店員さんは娘さんが日本食大好きで、本人は京都と大阪に行ったことがあるらしい。そんな他愛もない会話をしているほんの15分くらいの間に契約、スマホにSIMカードをセット、新しい電話番号の確認、支払いまで終わっていた。日本の携帯会社とは比べ物にならないスピードの速さ！
お昼ご飯はアメリカで大人気のオーガニックスーパーTrader Joe's (通称：トレジョ）で買ってきたアジアンサラダで簡単に済ませた。ピーナッツが効いたドレッシングにパクチーや青ネギが入っていて、カリカリ食感のあられ（？）がまた良い。サラダの名前を忘れちゃったけど、またリピしたい。そうそう、トレジョで見つけたWell Rested っていう、眠れるハーブティー（カモミールティー）を飲むと、秒速の速さで睡眠モードに入り、1時間ほど深い眠りにつくことができた。眠れるハーブティー、すごい！怖いくらいにすごい…。
夕方に元同僚だった友達（昨日再会した友達も含め）ディナーに行く約束をしていた。昼寝をして復活できたから、この旅行中に乗る予定のフェリーの時刻表を確認しにFerry's Buildingへ。案内役のおじいさんとちょっとおしゃべり。すごくユーモア溢れる人で、まだ行ったことがないAngel Island (自然がいっぱいでハイキングができるらしい）について詳しく教えてくれたり、もし帰りのフェリーに乗り遅れたら、You need to swim! ってウィンクしながら言われた。笑。
元同僚たちとのディナーはCheesecake Factory へ。昨日私に号泣された方は21歳になっていたので、一緒にお酒を交わした。彼女に出会ったのは18歳だったのに、いつのまにかお酒を飲める年齢（カリフォルニアでは21歳から飲酒可能）になっていて。時が経つのは早いというか、なんだか考え深い。二人で飲んだモヒートの味は忘れられない。
大学生の時にハウスメイトたちと食べた思い出のFried Mac & Cheese (アメリカ料理のマカロニアンドチーズを揚げたもの）はひとつ食べただけでお腹がいっぱいになるほどのカロリーの高さだけど、ソースが本当に美味しい。
私がいつもこの店で注文するカルボナーラはニンニクが効いていて、「ああこの味！」とアメリカに帰ってきたと実感する。なんだか私の胃がアメリカ用のサイズに膨らんだ（？）のか、パスタを完食した後はチーズケーキをテイクアウトした。チーズケーキの種類が100種以上展開しているけれど、オリジナルのチーズケーキがやっぱり好きだ。
レストランから出て街を歩いていると、日曜日の夕方なのに街が閑散としている。サンフランシスコは治安の悪化の影響で、繁華街にあるほとんどのお店（レストランやバー以外）が夕方5時までに閉まってしまうと元同僚が教えてくれた。5時以降になると警察官が町中をパトロールしてくれているらしい。そう言えばホテルの近所にあったスタバも昼の3時までに閉店していたな。
グッチやシャネルなどの高級ブティック店はサンフランシスコから撤退し、ショーウィンドウに商品を飾るのを辞めた高級店もあるのだとか。サンフランシスコは名だたる観光地で大都会なのに、もったいない話だと思った。
これが私の二日目の出来事。
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