不適切にもほどがある!を見て、令和の日本について考える
こんにちは。Yuriです。企業から業務委託を受けて、コンテンツ制作などをしています。
同僚から教えてもらった話題作『不適切にもほどがある!」を見て、コンテンツ制作の立場からすごく興味深いと思ったので今日はその話を記事にさせていただきます。
不適切にもほどがある!とは
「不適切にもほどがある!」はTBSの金曜ドラマで、この3月に終了した全10話の作品です。宮藤官九郎脚本の、昭和と令和を対比しながらコミカルに日本を描くドラマ。
テレビでは既に放送が終わりましたが、TVerやU-NEXT、Netflixなどで配信されています。私はU-NEXTの配信で2日間に分けて全10話を見ました。
今日は、コンテンツ制作者の立場から、このドラマを見て感じたことを記事にします。
令和のコンテンツ制作のポイント 中立的立場で描く
コンテンツ制作の立場からこのドラマで興味深いと感じたのが、常に中立的な立場をとっていることです。
昭和と令和の対比。どちらもそのいびつさを皮肉に描き、どちらの良さも描く。どちらかを否定するわけでもなく、またどちらかを肯定するわけでもない。常に中立。
コンテンツを制作していると、うっかり片方に寄ってしまいがち。でもこのドラマはそうではなかったんですよね。
様々な価値観が交錯している多様性の時代。このどちらの肩をもつことなく中立的に描くというのが、現代でマス層へ向けたコンテンツ制作のポイントのひとつなのかもしれません。
番外編 謎のミュージカル仕立ての演出
下手したら深刻になりがちなテーマなのに、毎回軽やかな印象を残すこのドラマの仕掛けのひとつが、謎のミュージカル仕立ての演出!
謎っぽさと明るさがいいですねw
一番好きだったのはこちらの「あなたは板東英二」。
サカエ(吉田羊)がとある男性に対して、見た目はドンズバでタイプ、それだけど、見た目選ぶルッキズムには反対!だから、内面的な良い点が見つかるまで「あなたを板東英二だと思うことにしました」と告げる、という流れでこのミュージカル仕立てのシーンに入るのですが、よく意味がわからない感じも含めて好きでした。(板東英二がなんの比喩なのかもよく分かっていないw)
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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