「なんでも興味を持て」:そんな簡単じゃないよ?
こんにちは、ゆーです。
今日はですね、よく言われがちだけど「よくわかんないなぁ」「えー無理だよー」って話について書きます。
なんの話か?
例えばですね、「本はたくさん読むべきだ!」とか、「何にでも興味をもったほうがいい!」とか、ああいうやつです。
「本をたくさん読んだほうがいい。」
ボクはアラサーなんですが、子供の頃よく言われましたね。
(今の子達はどうなんだろう?)
別に他人に言われずとも、読書が好きな人間だったので問題はありませんでした。
まぁ今でこそビジネス系の本とか専門書とか読んでますが、むかし読んでたのは小説とかが多く、どこまで効果があったかはわかりません…。
でも、そもそも活字を読むのが苦手な人っているじゃないですか?
そんな人に向かって、ひたすら「本を読め!!」なんて言ったって、余計嫌いになりますし、「なんで?」って思って当たり前です。
(ちなみに、「今は動画で学べたりするので、他のでええやん」ていうのは全く別の話。本を読むことでしか得られないものはありますし、それは動画では代替できないと、ボクは思ってます。もちろん知識の部分は代替できたりします。)
子供だとより一層いろんなことに「なんで?」って思いますし、大人に「いちいち全部教えるんじゃ意味がない。やればわかる。やりなさい。」とか言われても、目的意識も無くやり続けるとか、かなりの苦行です。
もちろん、経験してわかることもあるんですよ?
感覚的なものだったりは説明も難しく、「これ気持ちいいからやってみなよ」とかっていうのは良いと思います。
でも読書って、別にその目的を隠してしまうことに大きな意味はない気が…。
隠すということは下手したら、「え?もしかして実は理由もわからないのに、みんながやったほうがいいって言ってるから“やれ”って言ってる?」と子供たちが思っても不思議じゃありません。
説明できないと、言われた側からすれば納得できませんので、無理強いもできません。
何より上述しましたが、余計嫌いになりうるんです。
そうなってしまったら、もう言えば言うほど逆効果。
言われた側からしたら、「できないものは無理!」です。
「何か他の方法ないの…?」って感じになるんじゃないですかね。
できれば代替案を出したいところです。
(“知識を貯めること”の代替案の一つとして動画があるように、目的に応じて代替案を出してあげたい。)
「何にでも興味を持つ」
これも同じです。
人間そんな簡単に興味なんて持てます?
興味を持てるものって、何かしらの特徴があるじゃないですか?
楽しいことだったり、役に立つことだったり、友達と仲良くなるためのものであったり、他にも色々。
それを例えば、「色々知ってたほうがいいから」っていう意味わからん理由とかだと、これまた「なんで?」ってなります。
何より「興味って感情を伴うもんなんやし、“持て”とか言われて持てるもんちゃうやろ!」って感じですよねー。
いや、もうね、テキトーなアドバイスってすべきじゃないと思うんです。
理由を聞かれた時にちゃんと説明できないならすべきでないし、なんなら理由がわからなくても相手は聞いてこない可能性すらあります。
そうなると、相手は「は?」とだけ思って終わり。
「意味わからんことを口すっぱく言ってくるんよなぁ」ぐらいに思われて、印象だけ悪くなることも。
互いに損してる…。
なんてこと…。
このほかにも「相手の立場に立ちなさい」とかも同じです。
相手の立場ってなんだ?
わかりやすいこともありますよ?
「殴られたら痛いでしょ?だから暴力はいけません。」とかってのは納得できます。
でも、食べ物とかみたいなその人の好みって、相手の立場に立てるかどうかわからないですよね。
“相手の立場”ってなかなか中途半端な表現です。
使いたくなりますけど、使う場面は考えないといけなさそう。
不用意に使えないアドバイスの一つだと思います。
こんな風に、一見良かれと思って言うアドバイスも、抽象的すぎて意味がわからないことが多い。
かといって全部説明すると、「理屈っぽくて嫌だ」なんて言われることも…。
アドバイスって難しい!
一つ良さそうな手段として、「得られる結果も一緒に伝えてあげる」てのが良いかもしれませんね。
そうすれば、必要であれば相手も取り入れるでしょうし、「あーよく考えてくれてるなぁ。」と思ってくれるかも?
良ければ、お試しあれ。
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