メモ19
ゆーです。
車輪の再発明。
すでにある確固たる技術をまた作ってしまうことですね(人によって少しニュアンスがずれるかも?)。
研究者として、最も注意すべきことだと思ってます。
研究テーマを選ぶときに、どれだけ調査を隅々までできるか。
すでに確立してしまったものを、その存在に知らずに1から作っていくなんてことがあってはいけません。
基本的に同じ領域ですでに報告されているものを研究対象にするということは、時間もお金も全て無駄になります。
本当に何も得られない。
でもですね、ビジネスにおいて難しいのがこの問題。
ただただ研究だけのことを考えるであれば、きちんと調べるだけなので比較的ハードルは下がります。
一方で、ビジネスでは必ずしも再発明で勝てないかと問われると微妙なところ。
勝ちにくいのは間違いありませんが、絶対無理でも無いのかなと。
あとは、本質的なところで同じものになってしまうこと。
これを避けるのが難しい気がしています。
なんなら、本質は似通っていても、後発にゲームチェンジされてしまうことはあるでしょう。
研究と違って、再発明が必ずしもダメかどうかはわかりません。
提供してくれる存在が変わるだけで受け入れてもらえることだってあります。
このあたりが研究者としての最近の悩み。
研究としては新しい、でも提供できるサービスは同じ。
果たして、そこに意義はあるのか…。
逆も然り?
持っていない技術だけど、すでに世の中にはあって。
でも提供したいサービス自体は新しく、そのために欲しい技術。
まぁ、こういう場合、技術自体が強みにならないことが多いかと思いますので、勝つのがより一層難しいかもしれませんが…。
さて、一体何を目指せばいいものか。
気づきなどのきっかけになれば幸いです。やはり応援していただけるのは、ものすごく嬉しいですし励みにもなります。またぜひお立ち寄りいただければ… (いただいたサポートは、今後の活動資金にさせていただきます。何かしらの形で還元させていただければと思ってます。)