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自己紹介~心理士(師)になるまでの生い立ち・経歴・今後の夢について~

 わたしは、臨床心理士、公認心理師として児童思春期の子どもや家族の支援を行っています。せっかくのステイホーム週間なので、これまでの人生を振り返ってみようと思います。

《生い立ち》

・未熟児で生まれるが、泣き声が元気という理由で保育器に入らなかったそう。まったく寝ない子で、ちょっとの変化でも嫌がった(今でもその気質は健在)。育てにくい子。

・幼少期時代も活発な女児。とにかく外遊びが大好きで、紙芝居(昭和感)や絵本の時間は苦痛。あと、「将来はパパと結婚する♡」「お姫様になる♡」と夢を語る女児に対して冷ややかな目でみていたかわいらしくないところも。そんな当時のわたしの夢は「歯医者のおねえさん」。おそらく受付か歯科助手の女性が優しくしてくれたのが心地よかったのだと思う。

・小学校の卒業文集のお題「20年後(32歳)の自分はどうなっている?」に対して、周囲は「お金持ち」「結婚して子供が3人」と書く中、わたしは「まだ結婚していなくて焦っている」と書き、ひと際目立っていた。20年後の自分の状態と気持ちまで的確に予想しているところに脱帽。すごいねと褒めてあげたい(感心している場合ではない)。

・中学校の総合学習で、サカキバラ事件やバスジャック事件などの少年犯罪が心にひっかかり、調べることにした。その際、県内の教育相談センターのカウンセラーにインタビュー。その人の温かい眼差しに感銘を受け、心理士になることを夢見る。

・青春を謳歌すること、自由をはき違えて、学習に向き合えずに1年浪人。所属がないことは本当に恐ろしかった。猛勉強の結果心理系の大学に進学。遊びやバイトと両立しながら、自分なりに勉強したつもりだったが、今度は大学院受験に失敗。もちろん自分の努力不足もあったが、「学長の〇〇ゼミの学生は全員合格している」事実を知り、権力やコネの世界に対する羨望、嫉妬、怒りを感じ、大学卒業後3ヶ月引きこもり生活。

・3ヶ月経った頃、そろそろまずいと思い、カウンセリングを受けてみる。(臨床心理士ではない)カウンセラーによる再決断療法というものに申し込む。当時のわたしの主訴は「虫が怖いからなんとかしたい」だったが、「一番最初に恐怖を感じたのはいつ?」と、過去にさかのぼらされた。その過去の自分に戻って、その恐怖に対して新聞紙の棒(さりげなくあった)で「怖かったんだ!」と、ええい!とたたくプロセス。1回目はすっきりした感じがあったが、恥ずかしさや猜疑心が出てきて、3回目でやめた。引きこもりは回復したが、今でも虫は怖いままである。

・引きこもり生活を経て、出身大学ではない大学院に進学。そこで講義、演習、実習、研究など、目まぐるしい生活。卒業後にやっと受験資格をゲットした臨床心理士試験を受けて無事合格。現在は中学生の頃にインタビューをした、教育相談センター等で働いていて、夢が叶っている。

《経歴》

・教育相談センター

 児童思春期の子どもや家族の来所、電話相談。必要に応じて心理検査、知能検査実施。

・スクールカウンセラー

 小学校 中学校。子どもや家族の来所、電話相談。授業観察。教員との情報交換。コンサルテーション。

・療育センター

 障がい児への療育。保護者とは支援計画面談を行い、目標を一緒に考える。

・精神科病院

 主治医のオーダーにより、カウンセリングや心理検査の実施。

・少年院

 非行少年に対して、命の大切さを学ばせ、人に対する思いやりの心を育むことを目的とした面接指導の実施。

《今後の夢》

 以上、今までの生い立ちや経歴をざっくりまとめてみました。中学の頃からの夢は現実となり、紆余曲折しながらも前向きに働くことができていたと思います。しかし、緊急事態宣言で当たり前の生活や仕事が出来なくなり、今までのやり方では立ち行かなくなることが増えると予測されます。今後をどう生きていくのか。これまで以上に自己研鑽をしていく必要はあるだろうと、noteに宣言!そして、人生をより深くしていくため、今後の夢は「好きな人と結婚すること♡」!!(過去の自分はこんな素直に語れるようになったことを想像していないでしょうね笑)

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