ゆのうえ

東北住みモノ書きが、日々の教訓や疑問をつづってます。 その日、その時の気持ちを忘れない…

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東北住みモノ書きが、日々の教訓や疑問をつづってます。 その日、その時の気持ちを忘れないように。

最近の記事

私にはない祖母の死生観

最近久々に祖母の夢をみたので、祖母について語ってみる。 私の祖母はグループホームに入所している。 祖母は大好きな祖父を天国に見送って20年近く、広い家で一人暮らしをしていた。 その間も親しかった祖母の妹夫婦や仲の良い友人たちを見送り続けた。 しかし、祖母に軽い認知症が見つかり、歩行にも支障が出てきて一人暮らしの継続が困難になり、グループホームにお世話になりはじめたのが数年前。 現在、祖母が住んでいた家は空き家状態で何年も人は住んでおらず、祖母が戻る予定もない。 小さい頃は

    • 腰の重い人間が本気を出す3つの秘訣

      ①公言すること ②仲間を作ること ③成功した自分の幸せな姿を妄想しまくること これだけ。 言ったからにはやらなければならない状況まで自分を追い込む。 周りに応援やサポートしてくれる人間がいるとなお効率が良い。 私自身、腰が重すぎる人間と自負しているが、この方法で何度か成功を収めてきた。 その中の一つは学生時代のダイエットだ。 結果的に半年で15キロ痩せることに成功した。(元が太りすぎだったのも手伝ったが) 詳しいことは別の記事で書く予定だが、それまでは「〇〇だけダイエッ

      • 初めてみる夫の悔し涙

        ※2020年5月の話です。 ある夜、酔っぱらって帰宅した夫が涙を流した。 夫は中小企業を支援する立場の人間。 「コロナで困っている人がたくさんいるのに助けられない。必要な情報が届かない。どうすればいいのかわからない」という。 夫は真面目で寡黙な人間だ。 夫にとって今の仕事は天職で、多くの人の役に立てていると自負している。 仕事の話や愚痴は家でほとんど聞いたことがない。 私は働きに出ていた時はよく夫に愚痴を言っていたが、夫の"女性に対する共感力"は皆無に等しい。馬の耳に念

        • クラシック音楽が好きになる環境

          私の実家の家族は全員が音楽大好き一家だ。 父は昭和~平成歌謡が好きで、よくテレビ番組と一緒に歌っていた。(初見でもワンフレーズ聴いたら2番は一緒に歌う) リタイヤ後は合唱サークルを掛け持ちしている。 母は学生時代にピアノを習い、コーラスサークルに所属。 私たち兄弟にも小さなころからピアノを習わせ、リタイヤ後は大人の音楽演奏サークルに所属している。 兄弟たちはゲーム音楽に影響を受け、小学校~高校あたりにかけて作曲ブームだった。 ピアノで作曲をしたり、DTMで作曲したものをMDに

        私にはない祖母の死生観

          FF9のステータス異常の異常性について

          世間がFinal Fantasy 7リメイクで盛り上がる中、私は先日ついにFF9を半年くらいかけてPS Vitaにてクリアした。 (2020年4月当時) 中学生くらいの時に一度プレイしていて、エンディングでボロ泣きしたゲーム。FFシリーズの中でストーリーが一番好きだった。 再プレイした時はストーリーを全く覚えていなかったのでほぼ初見に近く、とても楽しめた。 家事やら育児やら在宅仕事やらでストーリーに没入できなかった感は否めないが、ゲームに集中(逃避)する時間というのは私の人

          FF9のステータス異常の異常性について

          シンデレラにおもうところ

          娘はプリンセス全般が好きだ。 きらびやかなドレスと、豪華なお城と、素敵な王子様。 現実世界にはありえない、そんなシチュエーションに憧れているのだろう。 私も子どもの頃はドレスのお姫様の絵を好んで描いていた。 娘が好きな「デズニープリンシェシュ」ベスト3は、 エルサとユキノジョウ(アナは!?) ラブンヅェル シンデエラ とのことで、特に最近はシンデレラにご執心のようだ。 二人の姉、アナスタシアとドリゼラの名前までも覚えている。(私も覚えていないのに) 「シンデレラ」

          シンデレラにおもうところ

          考え方を変える~コードレス掃除機の欠点~

          数年前にコードレス掃除機を買った。 それまで使っていたコード有の掃除機は、吸引力もそこそこ、周囲にゴミがあると赤くランプが点灯し、なくなると緑色に点灯するという便利機能がついていて良かったのだが、一番のネックはコードがあることだった。 遠くの部屋を掃除しようとすると「ビンッ」と、コードに阻まれる。 その度にコンセントを外し、移動し、挿しなおすのにかなりストレスを感じていた。 そしてそろそろ子どもが生まれそうだという時期でもあったので、「こまめに掃除できるコードレス掃除機の

          考え方を変える~コードレス掃除機の欠点~

          入園グッズという罠

          この時期になると思い出す。四苦八苦したあの夜を。 いわゆる、夜なべだ。 私はミシンを持っていない。 実家にはあったが、自ら使うことはほぼ皆無。 結婚して家を出てからはミシンの存在すら忘れていた。 そんな私に降りかかった罠。それは、幼稚園入園グッズだ。 子どもグッズ手作り問題には、世の母親が一度は頭を悩ませるそうだ。 市販品OKの園もあるようだが、私の子どもの通う園からは「お子さんが自分専用のバッグに愛着を持てるよう、手作りを推奨しています。」というお便りが配付されてしま

          入園グッズという罠

          夢の話をしよう

          思い描く夢ではなく、眠ってみる方の夢だ。 他人の夢の話を聞かされることほど苦痛なことはないと重々承知の上で、だ。 私は夢の中で思いもよらないダジャレ?に遭遇した。 状況: 私は子育てカウンセラーで、ある若い母親の相談に乗っていて、問診票のようなものに記入してもらっているのを見ている。友達の子にプラレールを盗まれて困っているという母親の書いた文字。 「すられーる」 面白い、面白くないはこの際目をつぶっていただきたい。 夢をみるのは、その日の出来事を整理するためだという話を

          夢の話をしよう

          映画「最強のふたり」に感じる既視感

          「最強のふたり」(2012年公開)というフランス映画をamazonプライムビデオで観た。 ※ネタばれあり 舞台はフランス、パリ。スラム育ちの黒人ドリスと、重い障がい(首から下が動かない)をもつ大富豪フィリップとの友情物語。 冒頭のドライブシーンは初見で引き込まれ、エンディングを観てからもう一度観た。2回観ると感じ方が全然違う。 フィリップの表情が、切なくて、やるせない。 それをさり気なく心配するドリスの表情も良い。(励まし方は荒技すぎるが) 評判の悪いドリスを介護人に起用

          映画「最強のふたり」に感じる既視感

          街~運命の交差点~サウンドノベルの恩恵

          私はゲームが好きだ。 物心ついたころにはファミリーコンピュータが実家にあり、家族、特に兄弟で楽しんでいた。 父親がパズルゲーム系のソフトが得意だったことと、兄弟の影響が大きい。 気が付いたころにはどっぷりハマっていた。 今でいう「沼」に。 スーパーファミコン、セガサターン、プレイステーション、プレイステーション2、wii、プレイステーション3。成長とともに、大体のメジャーな据え置きゲームは入手。 ポータブルゲームだとゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、ニ

          街~運命の交差点~サウンドノベルの恩恵

          救急車に付き添いで乗った話

          独身で働いていたころ、救急車に付き添いで乗ったことがある。 当時勤めていた会社は、かなりノルマが厳しかった。 毎朝、朝礼を行い、全員の月の目標達成率を発表する。 ノルマ達成に遅れをとっている人には、全員の前で上司より容赦なく指導が入る。 月の目標を達成できなければ評価に直結し、次年度の昇給にも影響する。 プレッシャーとの戦いの日々でもあった。(福利厚生はかなり手厚かったのでブラックとまではいかないが) そんなある日。 朝礼で上司が話している間に「ドサッ」と何かが床に落ちる

          救急車に付き添いで乗った話

          クラムチャウダーをクックパッドのレシピどおりに作ったら美味しくて感動した話

          何を当たり前のことを、と思われるだろうか。 タイトル通り、ただレシピどおりに調理をしただけなのだが、私にとっては目から鱗の気づきがあった。 私はカレーやシチューのような煮込み料理の中ではクラムチャウダーが大好きだ。アサリの濃い出汁がクリームスープに溶け込み、あとからにんにくの香りが鼻に抜ける。普通のクリームシチューにはない、パンチのある味が好きだ。 昔サンフランシスコを旅行したときに、本場のクラムチャウダーを食べたことがある。 サンフランシスコでは、直径15センチ×高さ1

          クラムチャウダーをクックパッドのレシピどおりに作ったら美味しくて感動した話

          キッチン戦隊クックルンは子どもの食育によいコンテンツ

          キッチン戦隊クックルンは、Eテレで平日夕方午後5時45分から放送されている番組。小学生のアユ、コムギ、フキノスケの3人がクックルンに変身して料理を作り、おいしさパワーで悪の軍団とたたかうというストーリー。 (2020年1月当時) 子どもが見ている時に私も流し見をしている程度だが、たまに子どもが「コレ食べたーい」「コレ作りたーい」と言うことがあった。 しかし、たいてい夕食を準備している時間なので、タイミングが合わずにこれまで一緒に作ることはなかった。 最近(再)放送された回

          キッチン戦隊クックルンは子どもの食育によいコンテンツ

          露天風呂で締め出された話。

          20そこそこ、独身のときの話。 未だに後悔していることがある。 ※モヤっとする話なので苦手な方はスルーしていただきたい。 当時付き合っていた彼と何かの記念日で旅行に出かけた。 宿につき、夜ご飯までは時間があるので早めにお風呂に入ってきちゃおうか、ということになり、それぞれ大浴場へ向かった。 16時過ぎだったので、まだそれほどは混んでいなかった。 内湯でしばらく温まった後、露天風呂があったので、一人で移動した。 そこへ、小学校高学年くらいの女の子が一人で露天風呂に現れた。

          露天風呂で締め出された話。

          集団からのいじめに立ち向かった話。

          ※センシティブな内容なので、苦手な方はご注意ください。 小学校時代の数年間、親の転勤で関西の学校に通っていた。 東京からの転校生ということで、かなりのアウェー環境だった。 関西の人は東京の人に何かコンプレックスでもあったのだろうか。 特に男子たちよ。 校舎1階の廊下には窓がなく、すぐに中庭にでることができる作りの校舎が珍しく、「この窓すきすき(隙間があいているね、という意味)だね」なんて発言をしたが最後。 「うわぁーお前、窓が好きなんかぁ~!?」「きしょーっ!」 …と、待

          集団からのいじめに立ち向かった話。