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FF9のステータス異常の異常性について

世間がFinal Fantasy 7リメイクで盛り上がる中、私は先日ついにFF9を半年くらいかけてPS Vitaにてクリアした。
(2020年4月当時)

中学生くらいの時に一度プレイしていて、エンディングでボロ泣きしたゲーム。FFシリーズの中でストーリーが一番好きだった。
再プレイした時はストーリーを全く覚えていなかったのでほぼ初見に近く、とても楽しめた。
家事やら育児やら在宅仕事やらでストーリーに没入できなかった感は否めないが、ゲームに集中(逃避)する時間というのは私の人生で必要不可欠であると再認識した。

さて、タイトルにあるようにステータス異常について。
FF9は他のナンバリングに比べてステータス異常の種類がやけに多い気がした。
種類が多すぎて今何にかかっているか、どんな状態なのか、何をすれば回復できるのかがわからず苦戦したことが何度もあった。
ステータス異常を示すアイコンも、似たようなものが多くてよくわからない。
ちなみにキャラクターが覚える魔法や技の種類も豊富なのだが、使えるものはほぼ固定され、一度も使わないものが大半だった。
開発の方々には販売前にもう少し吟味していただけるとありがたい。(今更だが)

終盤の雑魚?戦では「ウイルス」というステータス異常をほぼ100%(体感)受ける。
これは、物理回避率がゼロになり、経験値をもらえないという効果があり「ワクチン」でしか治らない。
まぁ、終盤なのでキャラ育成はそれほど必要なく、「ウイルス」に感染したところで特段困ったことはないのだが。
また、「迷惑」というステータス異常は、自分が攻撃を受けた時、他の仲間全員もその半分のダメージを受けるというやっかいな状態になる。こちらは「迷惑チン」(まさかこのダジャレが言いたかっただけ?)で治る。

この2つは1つのステータス異常にまとめてしまえばよかったのではないかと思う。
だが、この2つをまとめたものといえば、なんだか現実世界で流行中の”あのウイルス”を彷彿とさせ、少し萎えたものだ。

ゲームでは敵がウイルス攻撃をしてくるが、「ワクチン」や「迷惑チン」があれば病気は一瞬で完治する。しかも激安なのでナン十個と携帯することができる。
現実世界でも近い将来、病気は一瞬で完治する薬が開発され、安価で手に入れることができ、以前のように出歩ける日が来ることを切に願っている。


今回の教訓・疑問
・現実逃避する時間は必要。
・RPGのキャラクターたちは常に健康な人たちが大半。
・ゲームの世界でも「ウイルス」は強敵扱い。
・FF世界の持ち物袋はまるで四次元ポケット。

(2020年4月12日公開)

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