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色づく体温~短歌6選~

影を踏む揺れる木の葉が落とす影ここは水底見上げれば空

向日葵のような明るさないけれど朝顔ほどの潔さ得る

はっとした言葉の綾も病葉も気づいた時に色は過ぎゆく

雪原に紅を染めたる寒椿空より他に知る者もなく

強くあれ念じながらも震えてたタンポポみたい記憶飛ばして

流れゆく砂をせき止め握る夜それでも闇は白々と明け

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