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落選文学展

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コンテストに落選した珠玉の迷作たちを「落選文学」として公開。自画自賛展といっても過言ではない。完全なる自己満足の世界。 ・・・と言いつつ、誰かに読んでもらいたいだけという寂しがり…
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#こんな学校あったらいいな

本の声

本の声

「生きてる本があるらしいよ」
 小学校の休み時間。真紀が図書室で本を探していると、クラスの女子のささやき声が聞こえてきた。
「触っていないのに、本が棚から飛び出していたり、突然床に落ちたりすることがあるんだって」
「やだぁ、恐い」
 小さな笑い声とともに、二人は隣の棚へと歩いていった。
――あの二人、また何か秘密とか七不思議とか変な話してるのかな。この間は校長先生が校長室から消えた謎、なんて噂して

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