芥川龍之介「蜘蛛の糸」を日本語学習者向けのシンプル小説にリメイク!◇monogatary.comにUPしたよー

はじめに


いえーい、ゆにおだぜえ!

日本語学習者の外国の方向けに、
シンプルな日本語で書かれた「シンプル小説」(朝木万葉さん提唱)。

ゆにおも新作を書いて
monogatary.comに投稿したので、よければ読んでねー!


芥川龍之介『蜘蛛の糸』が原作! Simple Japanese Novel「The Spider Thread」


今回は、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』をリメイク。


外国人の方に、日本人の宗教観や倫理観が伝わるといい。
もちろん、日本人の方が読んでもおもろいおもう!


ゆにおが思う「小説」とは。



青空文庫からの翻案を何作かしているけど、
ことばをカンタンにするのに加え、
「読解」を楽にしようと、
解説や説明を本文中に仕込んでいる。

あと、解釈をわかりやすくするため、原作にはないセリフを入れたり、キャラの数を減らしたりしてる作品もある。

本来は、作者本人が書いたものから
自分なりの何かを読み取ることこそが
文学鑑賞だと思う。

特に小説は、「言葉にしきれないもの」を
できる限り正確に、あぶり出していくために、
たくさんの言葉を紡いだり、
色んな角度で陰影をつけて
その作者の言葉で、「かたちにならないもの」をかたちあるものへと
スケッチしていく行為だと思う。

(純文学系のはなし。
エンタメ系の作品はまたなりたちが違うようおもう)

だから小説は詩歌なんかと比べて、
長くなるんだな。


けど、時間のない人や、読解は他人に任せて名作に書いてあることを
ざっくり知りたい!って方も
たくさんいると思うから、(現代人は忙しいのだ!
シンプル小説、是非便利に読んで欲しい!


岡本かの子『越年』翻案での気づき!


こないだシンプル化した、
岡本かの子の「越年」なんかは
まさにそのかんじだった。

だから
かなりゆにおの解釈や読解を盛って書いた。

彼女は、愛とか恋とか好きとかの単語をつかわず、別の単語やその組み合わせで表現を重ね、
男女のリアルな恋の機微を描いてるのだ。

だから、高いオリジナリティがでるし、
かなり高度なこと(手間がかかる!)をしちょる作品と感じた。


日本人の方はぜひ、原本にも挑戦して欲しい。
短いし、青空文庫で無料で読めるぞ!


b.C・作 『ギュスターグ(ナイルワニ)』


さて、monogatary.comに『蜘蛛の糸』をモチーフのひとつにした
作品があるので紹介
しよう!


この作者はやっぱりきになる!

蜘蛛の糸を「心を病んだお釈迦様がカンダタをいたぶる話」と解釈したんだな-。

おもしれえなあ。

藤井言子さんの羅生門朗読、老婆のセリフが怖すぎィ!


あと、芥川で検索してnoteをさまよってたら
こんなすげえ朗読を発見!

藤井言子さんとゆう方だ。

羅生門のラストシーンなんだけど、老婆の台詞が
うますぎて、こわすぎる…!
おすすめだー


おわりに


ボイスの配信もたのしそーだなーとおもう。
べしゃりは、うまくはなかろうが、すきではある!

いまひとつやり方がわからんが、いつかそのうちやってみたい。

銀色夏生も楽しそうにやってるな。


以上!

■シンプル小説もだいぶたまってきた。いろんな国の人が読みやすいように、キンドル版にしてまとめてみたい。もちっとためてチャレンジするぞ!

by ゆにお★みすてぃか




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