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【ゆにおの読書&映画エッセイ】多感な時期に観まくったATG映画のはなし!

はじめに

いえーーー! ゆにおだぜい。

怜久井絵夢(れくいえむ)さんがnoteで
描かれている私小説?
「美大生に明日はない」という作品があります。青春!ってかんじでおもしろいよっ


んで、先日更新された↑のなかに
ATG(アートシアターギルド)の映画が登場して
ゆにおも大興奮してしまった

ATGってなんだ?

■ATGとは?

日本アート・シアター・ギルド(にほんアート・シアター・ギルド、ATG)は、1961年から1980年代にかけて活動した日本の映画会社。
他の映画会社とは一線を画す非商業主義的な芸術作品を製作・配給し、日本の映画史に多大な影響を与えた。また、後期には若手監督を積極的に採用し、後の日本映画界を担う人物を育成した。
wikipediaより

ということらしい!

ゆにおは、これらを高校生のころに一番いっぱい観ていた!

ATGの作品はクセのある作品が多い&有名な役者が出ているわけではない場合が多く、「金曜ロードショー」などTVでは観られない。(たぶん)

じゃあなぜ高校生のゆにおがこれを観ていたのかというと、
広島市の公民館みたいな施設でしょっちゅう上映されていたから!だ。

ゆにおは「基町の図書館の横のでっかい公民館」と認識していたが、
調べてみると

広島市映像文化ライブラリ という名前だった。



【広島市映像文化ライブラリ概要】

広島市は、世界初の被爆都市として、世界に平和を訴え続ける使命を担っています。(中略)都市環境の整備に伴った文化都市実現の一環として、映像文化の普及、振興、発展に寄与するため、地方自治体としては初めて、日本映画等の収集・保存・上映、レコード・CDなどの音楽資料を収集・保存する専門施設として、昭和57年5月1日、広島市映像文化ライブラリーが開館しました(建設費 5億6千万円)。
広島市映像文化ライブラリHPより

是非、所蔵の35ミリフィルム一覧を見て欲しい!


「田園に死す」(寺山修司監督)、「ツィゴイネルワイゼン」(鈴木清順監督)、「津軽じょんがら節」(斎藤耕一)
など、ATGの名作フィルムを広島市が所蔵していたのだ。
所蔵のやつだから、毎年のようにしょっちゅう上映していたと見られる。

※ATG作品ではないが「ゆきゆきて、神軍」(原一男)もあるではないか!
これも最初にここで観たと記憶している。

しかも、映画が250円で観られた! フィルム上映なので質感もばつぐん!


ゆにおは読書が好きで、
高校時代は三島由紀夫や寺山修司などにはまっていた。

図書館にこの公民館の上映会のチラシがおいてあり、
「文学作品が原作の映画特集」みたいなラインナップの中に
三島由紀夫「金閣寺」の映画(これはATGではないけど)があった。

ちょうど読み終えた作品だったので、映画版も観たい!と、
行ったのがはじめだったと思う。


しかも、この広島市映像文化ライブラリの映画は
1本、プログラムによっては2本立てて 250円という激安価格!
※大人は500円くらいだったと記憶。


しかも、一日の中で全て違う作品を上映するため
1000円あれば、一日中、めいっぱい映画を観ることができる!


併設の図書館の中には食堂があった。
そこはうどんが300円くらいで食べられた。
映画→うどん→映画 だ!

帰りに本を借りて帰ることもできる。

そこでの上映会にすっかりハマってしまったゆにおは
自転車で通える距離ということもあり、
とにかく暇を見つけては通い詰めた思い出がある。

所蔵以外の作品の特集上映もあり、
そんときに旧ソ連とかヨーロッパの映画も
いろいろ観たときおくしている。

おわりに

また、広島市は海外アニメーションの上映が盛んなまちでもあり、
広島国際アニメーションフェスティバル というのもやってた。

※いまは引き継がれて別の団体がやってるもよう?

それで、小中学生くらいの頃に
海外の短編アニメーションをたくさん観た。

子どもたちがつくったアニメを上映するという企画もあり
ゆにおも教室に通って切り絵のアニメを作った。それが上映された。

アマチュアの方の公募などもあり、
楽しいイベントだったです。

以上!

おまけ

■お読みくださり、ありがとうございました!

♯ATGでnoteを検索したら、感想書いておられる方おられ、楽しく読みましたー!
「日本人のへそ」は井上ひさしだね!? これは上京したときにどっかの映画館でみたぞー  


by ゆにお★みすてぃか

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