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まじまじまじめな・夏のはじまり🎐

1学期が終わったよー!
夏休み🌴🌴

その上、仕事の後に同じ日に婦人科と皮膚科をはしごしてくたくただよーやりすぎてるよー😵💨

しかも、夏休みに入ってすぐにワクチンを受けることにしてしまって、なんか真面目でくたくた。

🏖️

最後の最後まで、一生懸命戦争の詩の授業(夏だから)してしまった真面目…。

テストも終わったんだから、DVDとかでお茶を濁しておけばいいのに。みんなそうしてる。
生徒たちも休みモードで本気じゃないのに。
でも、もうすぐ8月で、茨木のり子の『わたしが一番きれいだったとき』が教科書に載ってるんだから仕方ないじゃん。
他ならぬ私なんだから、やるしかなかった。

   わたしが一番きれいだったとき 

                茨木 のり子


わたしが一番きれいだったとき
街々はがらがら崩れていって
とんでもないところから
青空なんかが見えたりした

わたしが一番きれいだったとき
まわりの人達がたくさん死んだ
工場で 海で 名もない島で
わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった

わたしが一番きれいだったとき
だれもやさしい贈り物を捧げてはくれなかった
男たちは挙手の礼しか知らなくて
きれいな眼差しだけを残し皆発っていった

わたしが一番きれいだったとき
わたしの頭はからっぽで
わたしの心はかたくなで
手足ばかりが栗色に光った

わたしが一番きれいだったとき
わたしの国は戦争で負けた
そんな馬鹿なことってあるものか
ブラウスの腕をまくり
卑屈な町をのし歩いた

わたしが一番きれいだったとき
ラジオからはジャズが溢れた
禁煙を破ったときのようにくらくらしながら
わたしは異国の甘い音楽をむさぼった

わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっぽうさびしかった

だから決めた できれば長生きすることに
年とってから凄く美しい絵を描いた
フランスのルオー爺さんのように
              ね
   

戦後10年経ち、筆者が31歳の時に発表した詩。
つまり、太平洋戦争当時、15~19歳だった。
若者の大事な時期、一番きれいだったときをまるっと戦争に奪われた。

そんな馬鹿なことってあるものか、と怒ってのし歩いているところがとても好きだ。

授業では、『この世界の片隅に』を描いたこうの史代の漫画『夕凪の街・桜の国』も紹介した。
私がセリフを読んだ。広島弁は名古屋弁と似てるので、なかなかうまく読めたと思う。

原爆を落とされたことを、誰かに「死ねばいい」と思われたのだ、と書いているところが、初めて読んだときからショックだった。

戦争を「自分のこと」ととらえるのは難しいが、そういう言葉でどきっとさせられる。
どきっとしてほしいと思う。

それで、漫画なのに一生懸命朗読し、説明してしまった。
私にはずっと、それを自分の使命だと思っているふしがある。
そういう星のもとに生まれたのだと思っている。

だから、疲れても、伝わらなくても、テストに出なくてもやってしまう。仕方ない。

🏝️


必要な病院に行き、いてーなーとか医療費&薬たけーって! と思って帰宅し、昨日届いた今月の国保の紙を開いたら27000円で(年間徴収計画はこの前通知されてたけど)、支払用紙8/1までって、私のせいじゃないって知ってるけどムカつくし落ち込む。調べると、ネットには、払わないと滞納で医療費全額自己負担のち、払ったあとで7割返還される……という説が見つかったりしてめんどくさいやり方だ…と思う。減額の方法は見つけられず、今日考える内容じゃなかったかもしれないけど一人で考えてたらつらくなってきてここに書きました。

こーゆー話を誰としたらいいのかわからないし(みんなとだよね)、一人で頑張るのはいやなのに、制度がそうなっていてつらい…。
(かわいそうなわたし感出てるな…。疲れすぎてるのかも。)

少し休憩しましょう。

こんなのも作ったなあおいしそうすぎる甘辛醤油煮

写真は去年夏休みに挑戦していた梅干し。
今、その梅干しを大事に食べているよ☺️

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「ててて日記」を読むと、もしかしたら、一人だけど一人じゃないなあって思えるかもしれないです。 ほんの時々、これは知らせたいぜひ! っていうことを、急に書いたりします。 最近は、学校の話が多いです。 好きなのかも。 あとは、家族の話、生き方についてや悩んでいること…。 購読したいけどシステム的に(?)難しいなどの方はお知らせください~。

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