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パリ節約自炊生活 おせち(風)

謹んで新年のお慶びを申し上げます(パリはまだ明けていませんが…)。新年!という事で、フライングで手に入る食材でおせち(風)を作りました。(風)と付けたのは、手に入る食材で作ったので基本的・伝統的な食材と吉慶を掛け合わせたものではないということで、ご承知おきください。つまり、由緒無しの手抜きおせちです。

◆盛り付けるだけ一ノ重

一ノ重は右上から、
らっきょう(酢蓮根の代打)
松前漬け
クミンチーズと黒オリーブ
黒豆昆布
渋皮栗(栗きんとんの代打)

らっきょう、黒豆昆布、渋皮栗は日本の市販品で救援物資でいただいたもので、袋から出しただけです。松前漬けも「素」を救援物資でいただいて、人参を加えて和えただけです。クミンチーズとオリーブも市販品を一緒に盛り付けただけという完全に手抜きおつまみ重です。

◆和えるだけニノ重

ニノ重は上から、
SURIMIわさびマヨネーズ和え(カニの代打)
隠元の胡麻和え
フライパンで出汁巻き卵(伊達巻の代打)
タラモサラダ

以前noteで特集したSURIMIは、マヨネーズと救援物資のわさびチューブで和えただけ。隠元は塩茹でして、救援物資の胡麻和えの素で和えただけ。タラモサラダはジャガイモを茹でて、以前noteで特集しためんたい世界旅行でいただいたマヨマヨネーズと和えただけ。
出汁巻き卵は、四角いフライパンが無いので丸いフライパンで作りました。出汁を加えた溶き卵を丸いフライパンに薄く流し入れて、両脇をぱたぱたと折って長方形にしたら、あとは四角いフライパンのように丸めていきます。これを何回か繰り返せば、四角い出汁巻き卵の出来上がり。面倒なので普段は作りませんが、お正月なので特別に作ってみました。

◆煮るだけ焼くだけ三ノ重

三ノ重、
右は手羽先の塩麹焼き、左は鯖の生姜醤油煮
手羽先は、救援物資でいただいた「塩麹の素」に漬け込んでから焼いただけの簡単メニューです。鯖も救援物資でいただいた鯖缶に千切り生姜、醤油・砂糖・酒(が無いので白ワイン)を加えて煮立てただけの簡単メニューです。

◆何なら器もあり合わせ

フランスはあまりシェア文化が無いので、ちょうど良い小鉢やちょうど良い器がなかなか見当たりません。よって今回は、

右の皿のガラス皿→プリンの容器
左の皿の六角皿→折り紙で作った器にラップを被せる

という作戦に。フランスではガラスの器に入ったプリンがとてもお買い得に売られていて、もしものために取っておいたのが役に立ちました。
それでも小鉢が足りなそうだったので、斯くなる上は手作りしようと思い立ち、千代紙で六角皿を作りラップを被せて浸水防止しています。

昨年まで小売企業に勤めていたので、おせちは買うもの、と思っていましたが、なんちゃってでも、海外でも、なんとかそれらしいおせちを作ることができたので安心しました。沢山作ったので、三ヶ日はもう寝正月、飲正月にしたいと思います♪ 皆様も良い新年をお迎えください。

以前特集したSURIMIとめんたい世界旅行の記事はこちらです↓


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