見出し画像

欧州の会議で見た、使い捨てにしない習慣_パリ節約自炊生活番外編

の旦那様の仕事に同行して、欧州の様々な場所で会議やワークショップに参加する機会があるのですが、ランチやお茶の時間に気づいたこと。それは、紙コップやペットボトルなど、ゴミになるものがほとんど無いことです。今回はドイツ、ノルウェー、フランスの実際の会議の様子をお伝えします。

こちらはドイツでのワークショップの様子。便入りの水とプレス式コーヒーメーカーで淹れたコーヒー、ガラスのグラスに陶器のコーヒーカップ。ペットボトルや紙コップなどのゴミになるものは見かけません。

こちらはノルウェーでのワークショップの様子。こちらも陶器のマグカップにガラスのコップが用意されています。更に水は、炭酸水(緑キャップ)と通常の水(青キャップ)が、繰り返し使えるタイプのガラスの水に入れられて位ました。どうやって充填しているかは不明ですが、かなりエコ意識が高いと感じました。

ノルウェーでのワークショップのケータリングランチ。こちらの写真の皿は陶製で、終了後にケータリング会社に返却するようでした。サンドイッチを取り分ける皿こそ紙皿でしたが、個別に用意されたランチボックスではなく、盛り合わせで銘々好きなものをとって食べる形式なので、ゴミになるものも少なくてすみますね。

こちらはオランダのワークショップのランチ。紙箱にサンドイッチの詰め合わせが届いて、取り皿もなし。めいめいが紙ナプキンごと持って行って、テーブルに置く時も紙ナプキンを敷いて置いています。プラスチック系容器は極力使わないようです。

こちらはパリでのワークショップ中のランチタイムの様子。ケータリングで様々な料理が届きましたが、こちらのお皿も終了後はケータリング会社に返却していました。
更に面白いのが、会議テーブルに模造紙の様なテーブルマットを敷いて料理を並べ、その紙に直接メニューを書いている事。効率的で可愛らしいと感じました。
各自が使うのは木製のフォークとスプーンでしたが、とりわけ用に用意されていたのはステンレス製のカトラリーでした。

もちろん、完全にゴミがないかというとそんな事はないのですが、プラスチックよりは木製や紙製を使い、ペットボトルよりは瓶を好んで使っていると感じます。

日本で仕事をしていた時は、外回りをすると各所でペットボトルをいただき、帰宅時にはカバンの中にペットボトルが4本…なんて事も良くありましたが、ペットボトルをお茶碗やカップに変えるだけでも、かなりゴミの削減になるし、取引先やお客様にもいいイメージなのではないかと感じました。

リサイクルに関心のある方は、以前書いたこちらの記事もぜひご覧ください。


この記事が参加している募集

noteでよかったこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?