見出し画像

医療ソーシャルワーカー56(所変われば)

 医療ソーシャルワーカーとしていくつかの病院を経験していますが、同じ県内でも地域によって退院調整にかなり違いあります。
 とくに対応してくれるケアマネジャーさんの違いが大きかったように感じます。
 とある地域ではとにかく病院に長くいてもらおう、施設入所するようなら入所先は病院に任せておこうという雰囲気があり、退院調整の為連絡すると「もう退院ですか」、「退院の許可が出るならこちらの準備もあるので2週間前くらいに行ってもらわないと困ります」、「自宅に帰らず、施設入所ならケアマネは関係なくなりますね。施設の紹介は病院側でお願いします」、「今週はバタバタしているので今退院されても困ります」と言われることがあり、医療ソーシャルワーカーVSケアマネの退院させる・させないのバトルのような感じでした。(もちろんすべてのケアマネジャーさんではないことは伝えておきます・・・)

 現在勤務している病院の地域は退院支援において助かることが多く、退院調整の連絡をしたケアマネジャーさんから「退院日は病院と家族の都合に合わせてもらえれば良いです、退院後本人の様子を確認しに自宅訪問します」、「施設入所の為の情報提供はこちらでも行います」等の早期退院支援にとても助かる言葉を頂くことが多いです。
 そのため医療ソーシャルワーカー&ケアマネで退院調整するような感覚でいます。
 前者の地域のケアマネさんにもそれぞれの事情や立場もありますし、当時の私の医療ソーシャルワーカーとしての力量不足が大いにあったかと思いますが、地域が違うだけこんなにも退院支援が違うのかとギャップを感じたお話です。

ソーシャルワーカーさんから退院支援においてのエピソードがあればコメント頂きたいです。もちろんケアマネさんからの意見も聞いてみたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?