【壮大な】大地のうどんレビュー【ごぼ天】
大地のうどんへお邪魔してきました。
大地のうどんといえば、豊前裏打会に属する、福岡をメインに活動するうどん屋さんです。
豊前裏打会とは、うどん好きの皆さんが集まって広がった流派のようですよ。
そんな豊前裏打会が経営する大地のうどんですが、本日は初心に返り、定番の肉ごぼ天をオーダーしました。
様々な肉ごぼ天の表情を愉しむ…。
大地のうどんの肉ごぼ天といえば、通称"天使の輪(Angels Ring)”こと、まるで台風の目が如く壮大なスケールで描かれる映え必須のごぼ天はもちろん、そこへ更に、やや甘めの肉汁が滲み出る牛肉がふんだんに投入された、ボリュームある逸品です。
文字だけで説明してもこれだけの大ボリュームなのに、730円という、昨今の価格高の中においてはかなり格安の部類に入るメニュー。(それでも昔に比べたら値段は高くはなってしまったけれど)
コストパフォーマンスにおいても、なかなか類を見ないメニューでしょう。
昼時でも満席で、客足が途絶えないのも頷ける話です。
それでは早速、レビューしていきましょう。
レビュー
中身はというと、目にも舌にも、とにかくごぼ天のインパクトが強く、このごぼ天をどのように攻略するかが毎回の楽しみの一つになります。
というのも、天かすがない代わりに、ごぼ天の油がとてもクドく、汁に浸かっても天かすを超える出汁が染み渡り、なおかつ、衣もふやけずに、最後までザクザクと食べることができるほど。
ふと気がつくと、胃がもたれて嗚咽が出そうになりますが、不思議とそれが何故か“心地よい”。
間違いなくジャンキーなはずなのに、ごぼうでヘルシーと思わせてくるあたりが、なんかこう、してやられてしまった感があります(嬉しい)。
ごぼ天を休めようと、うどんをすすると、湯がきたてのコシのある麺が舌をピチピチと打ち、これがまた、麺も踊れば心も踊るという仕様。
汁はあっさりめながらも、しっかりと下味はついており、いつまでも吸っていたいまろやかさ。
蝶々が花の蜜を吸い続ける理由がなんとなくわかる気がします。
肉を噛みしめ、地に足をつけてたような感覚で空を見上げれば、そこには、ごぼ天という雲の隙間から太陽光が差しており、まるで心が晴れ渡るかのようなカタルシスを感じることができます。
うまい、うまいんよ…。
そして、備え付けの唐辛子をかけることで、厳しくも豊かな、爽やかな風を感じることができます。
大地のうどんでは、自社製の唐辛子が3種類置いてあるのですが、基本的には気分によりけりなのですが、私は、シンプルな赤唐辛子が好きですね。
うどん一つで表現される物語の質量と熱量が、かくも多いものか…。
豊前裏打カンパニー、やるな…。
魂が込められた逸品でした。
ぜひ、うどんに興味がおありの方は立ち寄っていただきたいお店です。
ふろく
今回は、「O脚を改善する方法」についてのふろくを綴じました。
興味がある方だけ、ぜひご一読くださいね。
O脚を改善する方法
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