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読書の記録 『イクサガミ 天』

公開されたあらすじを読んで、即購入を決めた今村翔吾さんの『イクサガミ 天』。

やっと読めました。
キャッチコピーは「斬れ。生き残れ。」


時代は明治、大金を得られると京都に集まった腕に覚えのある者たち。始められた“こどく”という名のゲームにより、持ち点を奪い合いながら東京を目指す。

ざっくり言うとこんなあらすじなのですが、『こどく』と言ったらアレしかないでしょう。蛇やムカデ、カエルなどを100匹、壷に入れて共食いをさせる古代中国の呪術。

呪術廻戦でも今、死滅回游という蠱毒みたいなゲームをしていますが、『イクサガミ』発売の情報を見たときに「明治に残った猛者どもが蠱毒!?そんなん面白いに決まってるじゃん!!」とその場で予約したわけです。
私の判断に狂いはなかった。自分の「好きそうなもの」に対する嗅覚はかなり鋭い。


これから読むという方には是非とも初見の疾走感と緊張感、そしてアドレナリンがドバドバ出る快感を味わっていただきたいので、内容にはこれ以上触れません。
ひとこと、感想を述べるとするならば

超面白い。


これに尽きる。(面白すぎて語彙力は逝去しました)
冒頭33ページが講談社文庫さんのツイートで読めますので、気になる方は是非。


この熱はなかなか醒めないと思われるので、今のうちにもう1回読も。


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