「感謝と祈り」第99話
人の価値について、思想家の安岡正篤先生はこのように言われます。
「人間の真価はなんでもない小事に現われる」と。
また、社会思想家で経済学者の河合栄治郎先生は、
「人間の真実の価値は、なさねばならぬことをきちんとするところにある」と言われます。
例え小さな事であっても、疎かにせず、何事も一生懸命取り組む事。
そして、大事な場面で、どのように動くかがとても大切だと思います。
それに付随して、戦国武将・島津義弘が残したとされる、いわゆる「薩摩の教え」というものがあります。
それは、次のようなものです。
「一、何かに挑戦し、成功した者」
「二、何かに挑戦し、失敗した者」
「三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者」
「四、何もしなかった者」
「五、何もせず批判だけしている者」
を人間の序列とするものです。
皆さんはどのように感じられますか?
今はSNSが世の中に普及して、自分は何もせずに、人の行動を見て、批判だけする人が沢山います。
この世には、自分とは違う考え方や捉え方をする人は、絶対に存在するわけだから、それはそれで仕方ないことかもしれません。
でも、自分と考え方が違うなら、その意見に対して、別の行動を取るか、その人と距離を置くかすればいいだけのことなのです。
わざわざその人を貶めるような投稿をしたり、批判だけして、自分は何もしないというのは、自分の価値を下げる事に繋がるような気がします。
結局、自分で行った事は、自分自身に返ってくるので、何もせずに批判だけ繰り返すと、巡り巡って自分自身を苦しめる事になります。
批判だけするのではなく、誰かの為に自分を役立てる為には、「思いやり」や「謙虚さ」が何よりも大切ではないでしょうか?
少しずつ、器を広げる為に、まず行動を止めないようにしたいですね。
今日も最後までお読み頂き、有難うございました。
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