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東日本大震災で、家を流された人達が住んでいる山田町という所に、ひすいこたろうさんという人が、訪れた時のお話です。

ここに住んでいる人達に、ひすいさんが感じた事は、みんな明るさを持っているという事でした。

そして、誰もが信じられないくらい、深みのある言葉を話すのだと言う。

家を失い、家族を失っている人も大勢いるのに、みんな優しく、訪れた人達に優しいのだ。

何故、そんなに明るく振る舞われるのか、
立ち直ったきっかけを教えて下さいと、
ひすいさんは思わず質問してしまったそうです。

それに答えてくれたおじさんは、こんな風に仰ったそうです。

「決して立ち直った訳ではない。
でも、ここにいる人は何もないから、明るく笑顔でいるしかない。
そうしないと前を向いて生きて行く事はできないのだ」と。

それを聞いて、ひすいさんは、なんて事を聞いてしまったのだろうと、少し悔やんだ気持ちになったそうです。

そう考えると、何かを得ることが人生ではないことがわかります。

天の迎えが来るその日まで、思い切り生きること。

それが人生なのです。


寒さのなか、家族を失い、家を失い、仕事を失った人たちが、ウソでもいいからと 笑って前へ進んでいる。

そんな人達の事を思い出した時、何かを失う事を恐れて、自分のことばかりを考え、悩んでいるのが本当に恥ずかしくなります。

いつかは全てのものを手放し、この世からいなくなる日が来ます。

一日一日を精一杯、笑顔で生きている人の事を覚え、自分も前に進む努力を忘れないようにしたいと思います。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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