「感謝と祈り」第287話
自分の天命というのは、正確には誰もわからないものです。
もちろん自分で天命を受けたと理解して
芸術家のように、良い意味でなすがままに生きられる人もいるでしょうけれど、大方の人はそうではないと思います。
死ぬまで、何が自分の天命だったのかがわからないのが実際かと思います。
でも、自分が取り組んだ仕事、事業、プロジェクト、あるいは家庭における夫婦や親子関係、友人関係などに至るまで、何か一生懸命になったものは天命と言えば天命なのでしょう。
(元東京大学医学部救急分野教授、矢作直樹氏の心に響く言葉より…抜粋)
なぜなら、自分が一生懸命になれるだけの時間とエネルギーをそこに「与えてくださった」のは、天(のおかげ)だからです。
もし、天命という言葉に抵抗があるなら、
「夢中になれる事」という言葉に置き換えてもいいかもしれません。
夢中になれることは、そのことに集中して、膨大な時間を費やしていることなのです。
だから、それがその人の天命と呼べることなのかもしれません。
皆さんは何か自分が夢中になれるものを
持っていますか?
そしてそれは 「中今(なかいま)」という言葉と密接な関係があるようです。
中今は神道の歴史観を体現している言葉ですが、時間の中心点に相当します。
中今は 「今ここにいるのだ」という感覚であり、それは過去でも未来でもない、現在の自分が大事、現在の振る舞いが大事、現在の気持ちが大事という、あくまでも現在の重要性を表わす言葉です。
今現在を生き切ること、つまり中今を感じながら楽しむことこそ、私たちに与えられた天命であり、ひとりひとりがどういう価値観でそれを具現化するかというのが個人の使命だと思います。
今という時間を大事にして、います目の前の事に集中していきたいですね。
それが、より良い未来につながる事になるのだと思います。
今日最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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