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【感想】『星の商人』犬飼ターボ、サンマーク出版(2005年)

営業職として配属されるとき、前職の副社長におすすめしてもらった本になります。

ビジネスに向き合う姿勢が物語としてわかりやすく書かれています。

一番のテーマは競争するか、共存するか。

富は無限であるという感覚がつかめる人と、そうでない人とでは生きる世界が変わってきます。

いえ、同じ世界に生きているのに、生き方が変わるのです。

市場のシェアは限られている、だから競合他社の売上を自社に流れさせるべく、動いていこうとします。

どの会社にいても、当たり前のように言われているかと思います。

ですが、本当にそれしか方法はないのでしょうか。

以前、読んだ『最強の縄文型ビジネス』にも似たような内容が書かれてあり、奪い合いではなく助け合うことでビジネスは健全に拡大していくのではないでしょうか。

それは理想主義の考え方だよ。

という反論が聞こえてきそうですね。。

もちろん、これが簡単にできればだれもがそうするのだと思います。だれもい傷つけることなく富を享受できるのですから。

簡単ではないから、諦める人が多いのだと思います。

一人でもやり遂げる人がいれば、それだけで社会、経済は大きく変わると思います。

自分らしく生きる⇨自分は楽しい

という考え方から、

まわりを豊かにする⇨自分らしく生きる

となればいいなと思います。

より多くの人が、豊かな心で生活できるようになることを願っています。

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