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嫌な考えが止まらない、思考が止まらない人にお勧めしたいこと

こんにちは、ゆみです。

フリーランスコーチをしています。

最近、はじめましてのクライアントさんに出会うことが増えてきました。

そこでですね、初めてのセッションでお話をするとみなさん、大抵困った表情をされて、「すみません、考えがまとまっていなくて、、、」と申し訳なさそうな表情をされる方が多いなと感じます。

わたしからすると、「考えがまとまっている状態じゃない」というのは逆に大歓迎というか、むしろそのために私存在しますんで!!って感じで鼻息荒く話を聴かせてもらうことが多いのです。

皆さんとてもやさしくて、まじめな方が多いので。「相手の時間を奪ってはいけない」とか「まとまっていない状態で来ては迷惑かけちゃうのでは」という思いがあるかもしれないのですが、

正直私は、一緒に考えるのが大好きな変態なので、迷惑どころかご褒美なんです(え)

まぁ、そんなわたしの変な話は、置いておいて、こういった方の多くはセッションの時間外でも「反芻思考」というのに結構苦しめられているのかなと思っています。

「反芻思考」というのは、過去の出来事・体験についてネガティブな思考を繰り返し、考え続ける傾向・思考習慣のことです。

気づけば、こんな自分はだめだ、あーすればよかった、こーすれば今は変わっていたかもしれない

みたいなね、思考がぐるぐる回ってずーっと考えてしまう傾向ですね。

実際、初めてコーチングを受けるとか、人に相談したりするのが初めての方は、大抵この状態に陥っていることがめちゃくちゃ多いなと感じています。

この状態になると何が大変かって、「何に困っているのか自分でもわからない」「困りごとが多すぎてもうしんどい」って状態になるんですよね。

とにかく、頭の中がネガティブな思考で支配されていくので、批判的な思いが本当にいっぱいになっちゃって、思考が前に進まないというか、前に進む前に思い出してしまうことでいっぱいになってしまうのですよね。

で、初回のコーチングのときに、「あれもこれもしないといけないけど、どれから手を付けていいかわかんない」「ネガティブな感情に支配されすぎる「思考があちこち飛ぶ」みたいな状態になって、先程の「ぜんぜんまとまってなくて申し訳ないんですけど」という状態になってくるって感じなのかな~と思っています。


大抵コーチング受けるとか、誰かに話すことができる人は、話していくうちに徐々に自分の思考が整理されていくことが多いのだけれど、

この状態が一人の時に進むと何が起きるかっていうと、「頭が真っ白になる」とか「他のことをやりたくなる」とか、本当に課題となっていることに着手ができなくなっていきます。

よく、宿題をやらずにスマホを見て気を紛らわせてしまったとかはこれに近いかもしれません。

ネガティブな感情を止めることができず、本当にやらないといけないことが後回しになったり、違うことをやってしまうというのはある種防衛反応に近いものでもあります。


「罪悪感」の登場です。

深夜にラーメン食べちゃった。じゃないけど。

嫌なことばっかり考えちゃう➡考えたくない➡スマホとかお酒➡やらないといけないことが後回し➡罪悪感➡最初に戻る

こんな感じです。

「過去のことばかり考えるな」「未来を見ろ」といわれたら、それまでなんですけど、もう脳は自動的にこんな感じで動いちゃうので、「甘い」とかそういう次元のはなしではないのです。

もう、脳の癖だ、生き物として割と正常な反応をしすぎているせいなんやでって言いたくなります。

しかし、この反芻思考、実は案外シンプルな方法で軌道修正ができたりします。

特に、わたしは最近のクライアントさん全員におすすめしているのですが、それがジャーナリングです。

ジャーナリングとは、書く瞑想といって、ひたすら自分の思考を頭に思い浮かんだことをありのままに「書く」ことで自分を知る手法のことを言います。

わたしは、最初のセッションで自分クライアントさんには自分の思考に気づく考え方をお伝えしています(ここは個別でお話ししているポイントなので、気になる方はお問合せ下さい)

まずは初回のセッションで自分の思考に向き合うことや感情を洗い出すということをちょっと練習して、その先必ず1か月ほどジャーナリングをやっていただくことにしています。

するとですね、大抵これは1か月くらいで本当に成果が出てきてですね、「あれ?なにになやんでいたんだっけ」と自分を客観視できるようになってくるクライアントさんが大半になっています。

そこからが本格的なコーチングの開始というか、少し自分のことを客観視できるようになってくると自然と未来に思考が向くようになっていきます。

本当に困っているクライアントさん、コーチングに慣れていないクライアントさんは、いきなり未来のことを「どうしたい?」と聞いても、先のことを考えられる余裕がないくらい悩んでいることが多いです。

その時はいきなり未来のことばっかり聞いても、クライアントさんにとってはつらいだけの時間が続いてしまいます。

だからこそ、

①嫌なことばっかり考えちゃう➡②考えたくない➡③スマホとかお酒➡④やらないといけないことが後回し➡⑤罪悪感➡⑥最初に戻る

このループの①と②にあえてとどまることをまずはジャーナリングで練習していきます。

今自分はどんなことが辛いのか、嫌なのか気になっているのかを言語化し、「ああ自分はこんなこと考えていたんだ」と理解ができるようになってくると初めて、自分自身を客観的に理解ができて、不思議と感情が落ち着いてきます。

わたしのクライアントさんは、約1か月程度で

①嫌なことを考える➡②ジャーナリングをする➡③新たな自分を発見する、自分を深く理解できる➡④落ち着く➡⑤本来やりたいことに目が行く

このループを最初に練習してもらうようにして対話を進めていくようにしています。

結構びっくりするくらい変化はおきるので、本当におすすめです。

ジャーナリングのやり方はいろんな人が説明してくださっていますが、


これがわかりやすいかも!わたしもジャーナリングの動画作ろうかな?

個人的には全人類ジャーナリングしてほしいなと思うくらいのおすすめの方法です。

嫌な思考が止まらないとか反芻思考が止まらなくて疲れているという人はぜひ一日15分でもいいので、まずはジャーナリングから始めてみてください。

自分のための時間を作ってあげましょう。

やっていく中で、「やっぱこの考えしんどい」「やめたい」というもの出てくる時は、セッションで扱っていくことも可能ですし、私のクライアントさんもジャーナリングとコーチングをうまく活用してくれているな~と感じます!

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コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。

200名以上のリーダーに伴走してきました。

今年、独立をしまして、人間関係にお悩みの相談、対人支援をしている人へのキャリア支援をメインに活動をしています。


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