病院で見かけた老夫婦
今日は、以前息子を病院へ連れて行った日のことについて書こうと思います。
息子を医師に診てもらうため、朝7時過ぎに家を出て、1時間ほどかかる病院へ連れて行きました。
大学附属病院なので、朝からたくさんの患者さんや付き添いの人が待っています。
イスに座ったり、座れなかった人は壁近くに立っていたり。
多くの人がスマホや雑誌を見て、診察に呼ばれるまでのこの長い長い時間を埋める対策をとっています。
....1時間経った頃でしょうか。
車椅子に乗った年配の男性を、年配の女性が向こうから押しながらやってきました。
初めて来た病院なのか、場所が定かでないのか、二回ほど廊下を往復している様子。
そしてようやく、私の斜め前のイスにホッと腰を下ろしていました。
待っている人は大勢いるので、これから1時間以上は待ち、そして帰るまでさらに時間がかかるでしょう。
私はこの老夫婦を見ながら思いました。
車椅子のご主人と、ここまでどうやって来たんだろう?
帰ってからの食事は、自分で作るのかな?
手伝ってくれるご家族はいるんだろうか?
奥さん一人で、ご主人の介護と家事を担っているんだろうか?....等など。
40代の自分でも、何時間もかかる病院で過ごすは疲れます。
このご夫婦も、きっと疲れて帰ることでしょう。
帰ってからゆっくり休めるといいのですが、もしも介護も家事もほとんど一人で行っているのであれば、きっと精神的にも肉体的にもまいってしまうはず。
私も子育、家事、育児によって、時間に余裕のないことで毎日疲れ果てていた経験があります。
そして家事の部分の負担を減らしたことで、少しラクになりました。
これから高齢化社会になる日本。
私も人ごとではありません。
近い将来の親の介護や、自分自身がいずれ高齢者になった時に、どれだけ家事の面で負担を減らせられるか。。
こういった意味でも、効率化の情報発信をしていきたいと今回改めて思いました。
病院で見かけたご夫婦が、
どうかゆったりと過ごせていますように。。
最後まで読んでいただきありがとうございます🙏