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子供の為に黒か紺しか着れないママ

以前、小学校お受験を経験したママから聞いた話です。

お受験をすると決めるのは、早くて妊娠中から。遅くても子供が2~3歳では決めて、お受験のための習い事を3つくらいするのが普通。
そして、習い事の先生や、幼稚園、保育園の先生は、お受験先の学校とつながりがある場合がある。
そうなると、子供の能力はもちろんですが、親の印象や態度も気をつけた方がいいそうです。

要は、お受験にマイナスになるような、悪目立ちをしないことが重要だそうです。
それを、歴代のお受験ママたちはよーくご存じで、ママに対しての悪い印象を持たれないために、服は、黒かネイビーしか着ない

それを聞いた時に、人は見た目で9割の印象が決まるという事を服装で表しているんだな。子供の将来の為に本気になる人は違うな。やっぱり本気な人はこのテクニックを熟知していると思いました。

お受験が終わるまで、少なくとも2年は、黒かネイビーしか着ないんですよ。明るいピンクやイエローが好きな人もいるでしょうし、毎日デニムを履きたい人もいるかもしれません。
ですが、お受験を成功させることを目標に決めたママは、自分のオシャレは犠牲にし、目標達成のためにいい印象を持たれるカラーに絞る。

これは、お受験ママだけに当てはまることではなく、全ての人に言えることです。

「TPOを考える前に、自分がどうなりたいか。」

ママはこのビジョンが決まっている。自分がどうなりたいかを考えない事には、シャツ1枚も買えません。買ったところで、いざという時に、クローゼットは服で溢れているのに、着る服がないという事になるのです。


例えば、こんな2人のビジネスマンがいるとします。
1人は、紺色のスーツに白シャツ、ネクタイはブルー系で艶のあるレザーの靴を履いている人。もう一人は、半袖シャツにサイズの合わないゆるいスラックスを履いている人。この2人から同じような商品を営業された時にどんな印象を持ちますか?

紺色のスーツの人には、誠実そうで自分のポリシーを持っていそうな気がして、半袖シャツにダボっとしたスラックスの人からは、普通の営業マンで会社から行けと言われて売りに来てるんじゃないかと思いませんか?

同じような商品であれば、より好印象を持つ人から買うのが人間の心理だと思います。

人に与える印象の多くは服からの情報です。見た目で印象の9割が決まると言われますので、相手からどう見られたいかを決めることが重要です。

どう見られたいかは人生の目標と重なりますので、もうビジョンが決まっている人は印象をコントロール出来る服装を考える。
ビジョンがまだ決まっていない人は、考えるところからスタートして下さいね。

自分で自分をスタイリングしましょう。


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