結婚式

しんだ時にやるんだ

入り口には 白い大きな百合の花ばな

式辞表をもらって 中に入る

奥さんがなくなって 追いかけるようにすぐに旦那さんはなくなった

追いかけたんだろう と ほっこりエピソード

みんなで 無言の二人に ゆりの花をおくる

やあ 元気?

参列者のお隣さんとは、ついこないだあった、
逆トナリの人は、すごく久々に会えた

お互い変わらないな とか 年とったなああ とかとか

こういう時だけど ご縁だね
こういう時だから会える

けっこんしき

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ジョージ秋山さん的 年始のあいさつではないよ?
〜〜〜〜〜〜

中学の時、じじばばとひいおばあちゃんと住んでいた。

毎日のように、有線が、
晩御飯を食べてる時に、ペチャクチャ口を鳴らすゆっくり喋るおじいちゃんが、

「え~ コトブキカイよりお知らせです、(ぺちゃ)、どこそこのなになにさんが (ぺちゃ)いついつなくなられました (ぺちゃ)(ぺちゃ)つきましたは (ぺちゃ)いついつどこどこで(ぺちゃ) おつや (ぺちゃ)いついつにそうぎがあります ちゅぱぺちゃ」

毎日こんなに人が死ぬのか も さながら
そんなことを わざわざ ばんご飯食べてる最中にきかせる感じ 

でも、ジジババはちゃんと聞いてて、
ああ、こないだ誰それさんの奥さん亡くなったばかりなのに、 旦那さんも追いかけていったね みたく

なんだか ほっこりエピソードのように いうのだ

いまおもうと、当時のジジババなんて、まだ60代になりたてで、
この放送ででてくる しんでゆくじじばばは
玄人のじじばばだったとおもう

当時の玄関は、とにかく段差が激しくって、この
晩御飯を食べる部屋も、またそこから更に上がったところにあった。

なんとも古臭い いい家。

思い出の中にある。
忘れないようにしたい。
この時の全部を。 もうすでに 忘れていると思うのだけどね。

すごく すごく いい時間だったんだ と、
幸せな時間だったんだ と、

いまごろ まして 思うことがある。

最後まで読んでくれて ありがとうございます

         忘れぬうちに、かきとめておくよ ゆみんぽより

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