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#【第12回】自由律俳句&エッセイ:一生役立つ名言に出会う①

☄️🍺😁相変わらずの暑さ。[7月でこれじゃ12月はどうなるんじゃ?]と下手なお笑い芸人のようなネタはやめといて、🍉スイカやぶどうなどの果物、そうめん、🍺🍻ビール、チューハイを楽しみに(お酒好き)なんとか夏を乗り切りたいわ。

さて、皆さんは座右の銘とかはお持ちなんでしょうか?私はとても一つには絞れません。言葉ノートに本や作家の発言など気になったフレーズや名言などを書き留めてたら随分増えてきました。


なかでもこの[チェーホフの手帖]は最初から最後まで皮肉な笑いのある名言が盛り沢山です。

この本はお店では売ってなくて注文品です(新潮社へ直接)。元の発行は昭和33年。この本自体も、年季が入ってきましたね。注文したのが20年くらい前?当時2000円くらいだったかな?でも、それ以上の価値あり。

私は今は自由律俳句などの短詩文芸をメインに創作してるんですが、30~40代の頃は映画や演劇に熱を上げてました。で、その頃はチェーホフはもちろんのこと、三谷幸喜、レイ・クーニ、ニール・サイモン、ビリー・ワイルダーなどのシュチエーションコメディが大好きでしたね。

医師でもあるチェーホフ。診察を通して人間の裏側を観察していた。若い頃は苦労人で、小説を投稿しては兄弟の学費などを負担していた。

なかでもチェーホフは私が語るまでもないロシアの文豪で劇作家ですが、私はチェーホフの俯瞰力に感心します。😀👀[人生は、近景で見ると悲劇だが、遠景で見ると喜劇だ]というのはチャップリンも言ってることですが、もうこのチェーホフに並べる人はいないんじゃないかと思うほどすごい!(かもめだったか?人が最後になくなってもこれは喜劇ですと、毅然という人ですから)

では、この手帖から印象に残った言葉をいくつか書いておきます。

🏜️孤独が怖ければ結婚するな

🏜️人間は好んで自分の病気を話題にする。彼の生活の中で一番面白くない事なのに

🏜️その夫婦は客好きだった。客がいないと夫婦げんかがはじまるから

🏜️昆虫界では芋虫から蝶々がでる。人間界では反対に蝶々さんから芋虫が出る

🏜️最もやりきれない人種は田舎の名士なり

ほんの一部でしたが、いかがでしたか。感じ方はそれぞれだと思いますが、[孤独が怖ければ…]は一番有名な名言かな?これをみて、どのみち過度に人に期待するものじゃないとか、ひとりを楽しめなければ二人でも楽しめないといったことは身にしみましたね。

😀では本日の自由律俳句。テーマは、[皮肉]といきましょう。

🌼ごちそうを前にして腹痛

🌼痩せてほしくないところばかり痩せる

🌼平和団体が平和じゃない

では、次回。次回は本ではなく、人から直接聞いた名言について書きたいと思います。

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