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#ローラ・アルバレス・ブラボ
フリーダ・カーロの日記ー新たなまなざし
メキシコを代表する画家フリーダ・カーロが、自ら描き綴った絵日記。待望の日本語版(カラー)刊行です。解説は堀尾眞紀子先生。
度重なる手術、流産、離婚、復縁…精神を保つために絵を描き、ディエゴを愛し傷つき、間違いを繰り返し、それでもディエゴでないとダメだと気づく。彼との関係性を探り、母となり、同志、分身となりながら模索する軌跡。
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1916年について描いた(フリーダ・カーロの日記#1)
フリーダ・カーロの日記の最初の頁は、「1916年について描いた」という表題から始まっています。中央には仰向けに横たわった成人のフリーダの白黒写真があり、それを縁どる写真フレームが描かれています。下段は花輪によるリボンがスカートのひだのように装飾され、上段の左側には白い鳩が羽根を広げています。
1916年とは、フリーダが9歳だった年です。その3年前の1913年、フリーダは6歳の時、右足に小児麻痺を