音で絵を描く
こんにちは。
師走ということもあってか…(笑)いろんなことがかなりバタバタしていますが、先日Twitterで行なったアンケートで2番目に読みたい!と思ってもらえた『音で絵を描く』というテーマについて完成させたいなと思います。
では、早速本題へgoー!
創造することが大好きだった。
小さい頃から絵を描くのが好きでした。
一人でただひたすらに。
誰にも邪魔されない時間が好きでした。
と言っても決してプロのような立派なアート作品ではなく、イラストとか自分的に綺麗なグラデーションとか…好きな時にノートの端っこにささっと描く類のもの。
※ほんとこういうアホみたいなやつ(笑)(スマホにこれしかないという悲劇)
絵だけでなく、『文字を書く』とか『物語を考える』ということが好きだったこともあり、、
小学生高学年の頃かな…休み時間は図書室で漫画を描いて、放課後は音楽室でドラムを叩きまくるというハードな(?(笑))生活を送っていた時期もありました。
私はどちらかというと所謂『模写』というものがあまり得意でなくて、(これは絵だけでなく)
架空のものを描いたり、自分が考えたストーリーの中で主人公を動かすことが好きなタイプでした。
なぜだかわからないけれど、何かを真似しようとした途端、いきなりつまらなくなって投げ出してしまうという習性が昔からあるようで…(苦笑)
(実際、図工の時間、椅子か何かを模写する授業がつまらなすぎて体育館で一人でサボって怒られたなあ。なんて今思い出した。。)
お手本通り上手く描けたとか、ちゃんと似ているとか、そういうのには全くと言っていいほど興味がなくて、
勝手に何かをイメージして自由気ままに創造すること
が昔から好きだった気がします。
絵のイメージからリズムを引き出す。
さて。話を音楽に。
まず、絵の話とは少し離れますが、これは言っておきたいので残しておこうと思います。
私は制作をする時、最近はリズムから作ることが多いのですが、恐らく『リズムから』と聞いてもあまりピンとこなかったり、『ピアノから作る』『鼻歌から作る』よりも少し機械的に感じる方が多いのではないでしょうか?
ですが、私の中ではリズム=『鼓動』や『心臓』であると思っています。
つまり、リズムは私にとって全く機械的ではなく、
むしろものすごく生々しいものとして捉えています。
もし、そういった立ち位置的なものが明確になければ、機械的でただ一定のリズムを刻んでいる音にもなってしまうのがリズム。
かっこいいから。ノリがいいから。
それだけの理由であったら私はきっと『リズムから作る』という手段は選んでいないと思います。
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(話を戻しますー!)
私が曲を創るとき、まず『絵』が浮かんできます。
とにかく右も左も前も後ろも真っ白な世界だったり、
行ったことのない深海だったり、
何気ないいつかの日常だったり…。
私の言う『絵』はイラストやアートという枠だけではなく、過去に見た映像であったり、実際には体験していない未知の空間だったりします。
浮かんできた絵を元に以下のことを自分に問いかけ、ノートに書き出すところからいよいよ作品創りが始まります。
・その絵がどうして浮かんできたのか(←過去のトラウマ?未来への期待?何かを変えたい?訴えたい?…なんでだろう?)
・その絵が浮かんできたときの自分の中の「鼓動」はどれくらいの速さなのか
・どうしてその鼓動の速さなのか(←この段階で感情を具体的に書き出す。例:ゆったりならコトバや情景をきちんと伝えたい。速めなら前に前に向かっていきたいetc…)
こうして文字にしてみると難しく感じるかもしれませんが、こればかりは感覚的に行っているのでここまでは割とスピーディーに進みます。
この『絵』が浮かんでくるタイミングはお風呂に入っている時だったり、バスに乗っている時だったり…。
よく言う予告なくいきなり(笑)降ってくるやつです。
一つの絵を完成させていく感覚
こんな感じで、最初に浮かんできた絵を元に作品のベースとなるリズムを作るところから私の音楽は出来上がっていきます。
もちろん、ピアノに向かい合って出来る時もあります。
どうしても残しておきたいコトバから出来る時もあります。
どんなパターンで創り始めるとしても私が曲を作る時のモットーとして、
『最初に浮かんできた一つの絵を具体的に完成させていく』という感覚を大切にしたいという想いはこれからも変わらない気がしています。
余談ですが、私がプロデューサーと新曲のやり取りをする時に、最初に私が作った仮のデモ音源と『絵(写真やイメージ)』を一緒に送るということをしています。
そうすることで、まだ音にはしきれていないイメージ(絵)を共有できるから。
これはかなりお気に入りのやり方になっている今日この頃です。
創造力
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言葉には収まりきらない。
説明なんてできない。
だけどずっともどかしくて。
そのもどかしさに終わりはなくて。
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だから人は絵を見て感動したり、音楽に心を委ねたりするのだと思います。
あなたは自分のことが好きですか?
私はね、ぶっちゃけまだまだ自分のことを嫌いになる瞬間がたくさんある。
足りないところを探して執拗に責めてしまう日もある。
なんでこうなんだろう。
もっとこうだったら…
でもね、そんな時間を使うのなら、
自分の中にある創造力はもっとちゃんと信じていきたいな…と最近では思い始めています。
創造力はきっと小さい子が全員あるように、大人になっても誰にでもあるはずなのに、いつの間にか誰かが作り上げたルールや、その辺から聞こえる小さな笑い声や世間体で頭も心も固まって、
自分で創造できていたことを忘れてしまう。。
挙げ句の果てには創造する人をバカにすることだけは上手くなっていく。。
悲しいかなそんな人も多い気がします。
だけどきっと、
いや絶対、
(ありきたりな言葉を並べてしまうようだけれど、)
自分にしか描けない絵がある。
自分にしか歌えない歌がある。
言い換えれば、
自分だから描ける絵がある!
自分だから歌える歌がある!
これを極めずに自分を責めてばかりいたらもったいない!!
そう思えてきています。
どんなにけなされても、ガラクタ扱いされても、わかってもらえなくても、
自分から湧き出てくるものを信じられる人こそが、
自分の人生だけでなく、誰かの人生も彩り豊かにできると私は信じています。
泣いても笑っても人生一回きり!
Yumi
おまけ:今日は真面目な記事!(笑)頑張ったから感想コメントというご褒美をくださいー!!(笑)よかったら新曲↓も繰り返し聴いてみてね♪
いつもありがとうございます♪もしよかったらサポートお願い致します!頂いたサポートはアーティスト活動での活動費として使わせて頂きます!Yumi