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遠距離恋愛備忘録〜もう3年〜

付き合って早3年と数ヶ月

遠距離恋愛をして来月で3年。

付き合って4ヶ月も経たないうちに
私の身勝手な、でも私個人としての人生のために転職をして
片道1,000kmの遠距離恋愛を強いた。

彼はわたしに「騙された」と思ったらしい。
騙していたら離れる日に周りの人がドン引くほど大泣きなんてしない。

同じ土地で過ごした4ヶ月は
今までの恋愛とは比べ物にならないほど楽しくて愛おしかった。

今でもそれは変わらない。
空港に迎えにきてくれて彼の姿を見た瞬間、
そのためにわたしは今の仕事を頑張れているといっても過言じゃない。

そして一緒にいる時は誰といるときよりも素のわたしで
自分でもこんな一面があったのかと思うこともあるほどだ。


そんな彼との遠距離恋愛がいよいよ終わろうとしている。


といってもあと4ヶ月程度なんだけど、これまでの3年と比べたら。
そう、一緒に住むという方向に話が進んでいる。
そのことが今たまらなく嬉しいし、
この1年諸般の事情でろくに会えなかった。

全世界の遠距離恋愛をしている人たち、
私たちは本当によく頑張っているよ。
よく「別れる」という選択肢を選ばなかったと思う。

まあきっと続いている人たちには
そんな選択肢は毛頭ないのだと思うけども。

遠距離恋愛には必ず終わりがある。
(どんな恋愛にもなんだけど)
一緒に住む(近くに住む)か別れるか。

結果、私たちは前者の選択をすることになった。
やっと終わる、仕事もこの距離も。

ただ本当に一緒になって大丈夫か、
遠かったからこそ続いてたのではないか、
そんなことをぐるぐる考える。

でもきっと、考えたって仕方ないし
一緒にならないとこのぐるぐるした考えも正解かはわからない。

そんなわたしのつまらない考えを吹っ飛ばすほどに
彼はほしい言葉をくれるから、正解と思えるのかもしれない。

「このコロナ禍を乗り越えたって、数年後に絶対笑い話にできる」
そういってくれた時は夏ごろだった。


ああ、この人の中ではこの先もずっと続くって思ってくれているんだなと。

それだけで仕事も遠距離もきついと感じてたわたしには十分な言葉だった。

そんな彼が、先立って一緒に住む家を探してくれていたのを知った昨日。
なんだそれ、嬉しすぎないか。

彼がまっすぐ前をむいて引っ張ってくれるから
わたしは明日からまた仕事も生活も頑張っていける。


家より先に就職先を見つけなきゃなんだけれど。

嬉しかったことを忘れないように。備忘録。

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