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箱根&横浜 日帰り湯巡り一人旅

今の仕事を一旦リセットした。今後はフリーとして同じ業界の仕事をするか、全く違う仕事をするか、ゆっくり考えるつもり。
上司からは業務委託で再契約しないか?って持ちかけられたが断った。もうこの業界の仕事に飽きたと言うか、燃え尽き症候群?
以前なら張り切って行った海外出張も「うわ、面倒だな」に変わり、気持ちと身体がついていかなくなってしまった。気力がなくなった?疲れた?って自問自答し、モヤモヤしながらこの一年を乗り切った感じ。

昨年、同僚が独立で辞め、一番大きな取引先のバイヤーも50才になって区切りをつけると辞めてしまった。これらも背中を押された理由の一つ。
上司には、落ち着いたら(何が?)戻ってきなよと言われたが、さてどうしたものか?

ということで有給休暇消化に入った。平日にどこにでも行けるのだ。そうだ、箱根の共同湯に行こう!ついでに横浜の黒湯銭湯も寄ってみることにした。

気持ちは晴れ晴れなのに、雨女が出かけるからやはり雨。笑
箱根へ向かう。道路はガラガラだったが、雨の平日だというのに箱根湯本駅付近は人がいっぱい。それも外国人観光客だらけ。まるで海外に来たみたい。


箱根 大平台温泉 姫の湯

土砂降りの中到着。一湯目はこちら。
箱根の大平台温泉にある共同湯。
箱根は、箱根17湯と呼ばれるくらい、あちこちで温泉が湧いている。
大涌谷から引湯の白濁硫黄泉や、老舗旅館が軒を連ねる塔ノ沢温泉の透明な単純泉など、いろいろ楽しめますね。

外に溢れる源泉

こちらはアルカリ性単純泉です。掛け流しと循環併用でした。円形のかわいいタイル浴槽がいいですね。550円

湯口

熱めの優しいお湯。雨の平日でガラガラ。独泉。


箱根 ニノ平温泉 亀の湯

こちら、ドアは開いてるのだが誰もいない。やってるのかな?

料金箱があったので、お金を入れて入ることにした。550円

湯口

湯美好みのタイル浴槽。ボロ、あ!違う、鄙びていて良き。
お湯はナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉です。さっぱり系ですね。

昭和の玄関ライト

誰もいないので男湯も覗いてみました。

男湯

男湯の方が少し広い。

さて、ランチにします。近所に湯美好みの食堂があったので行ってみるも、お休み。
途中で見つけた近くの洋食屋さんへ。


箱根 レストランおもと

満席で、すでに一人待ち。

メニュー

メニューを見たら美味しそうで、他にお店もなさそうだし、待つことにした。 
先客待ち人は上品な地元マダムという感じ。思わず「おすすめありますか?」と聞いてしまった。

マダム「そうねぇ、カツカレーが有名みたいなんだけど、私はいつもハンバーグ」

確かにハンバーグも美味しそうだ。片手が不自由なシェフが作るので時間がかかるとある。30分以上待ったのだが、待ち時間はマダムと会話が弾んだ。
マダムは鎌倉在住で、娘さんの会社がこの近くにマンションを持っており、福利厚生で利用出来るそう。娘さんとお孫さんはもう帰られて、マダムはまだ滞在してるそうだ。
どうりで上品な雰囲気を放っていると思ったら鎌倉マダムでした。

店内に入るとカウンター2席が空いており、鎌倉マダムと隣合わせで座った。結局カツカレーにした。

カウンター席

鎌倉マダムはハンバーグ。驚いたことに、私達以外の客は全て外人。一組だけアジア人で他は欧米人だ。鎌倉も同様に外人観光客だらけらしい。
土日は日本人観光客も加わり、いわゆるオーバーツーリズムで地元の方々はかなり困っているそうだ。

カツカレー 1100円

カレーはスパイシーで辛め。カツは衣が薄めでカリカリ。美味しい!

鎌倉マダムは明日鎌倉に帰るそう。今日は雨だから帰って温泉入ってゆっくりするわ。と言うので「私が雨女なので、すみません」と言うと笑ってた。鎌倉にも遊びにいらしてね、渋滞が酷いから電車がいいわよと言われて別れた。

箱根でもう一軒寄って帰ることにする。 


箱根 塔ノ沢温泉 一の湯本館

前から行きたかったこちら。が、しかし…。
お目当てのお風呂は宿泊者のみでした。がっかり。1000円(バスタオル&タオル付き)

入りたかった大理石風呂。公式サイトより

今更、じゃあいいですなんて言えない。入っていこう。

脱衣所の洗面シンクは銅板。さすが文化財。

女湯大浴場

なかなか貫禄のある浴槽。景色もいいです。アルカリ性単純泉。

湯口。お湯出てる?

源泉掛け流しと循環併用だが、投入量が非常に少なく、浴槽が大きいのでほぼ循環。残念。

源泉升

シャワーはなく、源泉升から上がり&洗い湯が流されている。こちらは源泉掛け流しになるので、最後に思う存分浴びた。

楽しんだ

帰りに横浜の温泉銭湯に寄る。

横浜 いなり湯

雨があがり、横浜は晴れている。元町からすぐのこちら。外観はいい感じだ。

レトロ全開

中に番台がある昔ながらの銭湯だ。530円。

おー!
曲線が素晴らしいタイル浴槽

ちょうど隙間時間だったのか、独泉。すぐにお客さんが来た。The銭湯って感じですね。

源泉槽
タイル画も良き
湯口

源泉はいわゆる「黒湯」ナトリウム-炭酸水素塩泉。有機物21mg。しっとり植物成分がお肌に沁みるー。源泉温度が17度と低いので加温循環していますが、源泉蛇口とシャワーがあります。ドバドバ出しながら入る。

お釜ドライヤー発見!
お風呂グッズアート

せっかくだから横浜昭和レトロを満喫しようと寄り道。あえて元町には行かない。以前、元町には2軒取引先があったので、通ったなあ。

横浜 野毛一番街

小さな飲み屋が軒を連ねる
飲みに来たい
床屋さん跡 
フォロワーさんに教えていただきました。バーだそうです!ぜひ行ってみたい。
お花見

元町でも中華街でもないディープな横浜。次回は夜に来たい。

楽しい日帰り旅でした!

おわり

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