最初からアドバイスは求めていない
離れて住んでいる息子たちが連絡してくるのは「何か」ある時。「何か」がない時に連絡してくることほとんどない。
「何か」とは、本を買うお金が欲しいとか、料理のレシピを教えてほしいとか、宅急便を送って欲しいなどの事務的な連絡やお願い事の時もあるけれど、「困りごと・悩み」のこともある。
「便りがないのは良い便り」と言う通り、調子がいいときは連絡がなくて、困ったり悩んだりした時に連絡が来る。そうすると、私が聞くことはマイナスなことばかり多くなって、息子が悲惨な暮らしをしているんじゃないかと思ってしまう。
だから私は、困っているなら助けないと!どうにか力になりたい!と、必死になって知恵を絞っては「ああしたらいいのでは」「こうしたらいいのでは」と色々伝える。
ちょっと前にもそんなことがあって、私があれこれ自分の考えを熱く語っていると、次男がため息をついて、
「だからさあ、そんなことはわかってるし、そんなことを言ってほしいんじゃないんだよ。聞いてほしいだけなんだよ。わからない?」
「最初からアドバイスは求めてないんだよ。」
・・・・そうだよね。すごく納得してしまった。私のバカ。
私自身も、母に話をする時は聞いてほしいだけなのかもしれない。それに思い至らず、余計なアドバイスをしまくってしまった。
息子がはっきり指摘してくれてよかった。親子に限らず、いろんな場面に当てはまることだと思う。
これからは気を付けます。
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