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アイドルオタク、疲れた

お久しぶりです。ゆめの うさこです。

「推し活疲れ」という言葉を一時期耳にしていた時には、何言ってるんだろう。好きでやっていることなのに、疲れるも何もないだろう!と思っていたのですが、じわじわじわじわと最近、「疲れた……」となっておりまして。
なんとかなんとか誤魔化してたのですが、「やっぱり、疲れたよ。」となっておりまして。

これって何に対しての疲れなんだろう……?と考えていて、自分なりに整理したので、残しておこうかと思います。

書く前に、私自身の詳細を少し書かせていただきます。

・もうすぐ30歳の社会人
・幼稚園の頃から根っからのアイドルオタク
・ハロプロ、ジャニーズ、坂道オタク経験あり
・社会人になってから現在までケーポアイドルオタク
・全力でオタクしないと気が済まない(お金と時間と精神力を100パーセント注ぎ込む)
・「推し活」という言葉が嫌い
(こちら詳しくは下記noteにも書いております↓)


今回は、現在オタクしているジャンルのKーPOPアイドルのオタクに疲れてきたかも、を自分なりにnoteに残したいと思います。

ここから書くことについては、完全に私の考えですので、「は?」と思う方はどうぞそのまま、自分の考えを持って突き進んでくださいね。

私もこの考えに行き着いている自分が悲しく、虚しい気持ちですので……。
何も考えずに楽しめるのがいいに決まってますから。そもそもオタクは楽しむもので、苦しむものではないはずなので。疲れるものではなく、疲れを癒してくれるものなので。

そしてわたしは思っていることが5秒後には変わっている人間なので、これを書いた次の記事では違うことを言っているかもしれません。
それが人間ですよね。
えーそんなことに疲れてたのか!と後日笑い飛ばしてますように。頼む。

● ケーポオタクに疲れた理由

冷めた
落ち着いた
疲れた

どれもこれもそんな言葉で表現したくないし、どの表現も合ってるけど間違っているので、総括して「疲れた理由」という書き方をさせていただきます。

〇 他のオタクを客観的に見て冷静になった

基本的には、私は「他のオタクとは関わり合わない」をモットーに生きています。
理由は以下のnoteでも書いているのですが、私自身とても人に影響を受けやすいので、オタクのsnsを見たり、関わることは極力しないようにしています。

ただ、どうしても関わる機会があり、昨年末から自分の好きなグループのオタクの方とTwitter(現X)で繋がっています。
いつもなら、なにか取引していてもミュートにして投稿は見ないようにしているのですが、その方が自分と似たような熱量でオタクをしていたので、気になって自分で見てしまっていました。(この時点で間違い。敗北。)

その方の人柄もあるんでしょうが、なにかの当落が出る度に、公式から現場のお知らせが出る度にものすごくイライラしていたり他のオタクの悪口を言ったり晒したり、人生オタクしか楽しくないと言っていたり、お金をオタクに全てつぎ込んでいて。

もちろん、人それぞれのやり方があるしとか、そういうのもわかった上で、自分と似たような熱量のオタクってこう見えるんだな〜。と妙に客観的に見た時に、ふと「これって、やってて楽しいか?」と思ってしまって。
そのイライラやら、人への攻撃的な気持ちやら、つぎ込んだお金や時間や労力の先に大好きなアイドルの笑顔があるとしても、それって、どうなの。と。
「オタク」という側面だけで幸せになっていれば、その他の日常はどうでもいいのか?と。

客観的に見てしまってる時点で、どこか落ち着いて来ていた面もあるんだろうけれども、自分と同じようなオタクを見ることは自分のオタクのやり方について、見直す本当にいいきっかけになったとおもいます。
ただ、トレカの会場限定の共同購入に向こうから誘ってきたのでお願いしていたのに無かったことにされたのは許せませんけどね^^
お金はまだ支払っていなかったし詐欺されたわけではないですが、約束していたことを無かったことに平気で出来るの、人としてどうなのって思いました。やはりオタクとは金銭が絡む約束はしないに限る。

〇 オタクとしての自己満足が行き着くところまで行き着いてしまった

オタクってどこまでも自己満足の世界だと思うのですが、割とパッと前線から身を引くのって、これがきっかけになることが多いと思います。

オタクやめたい〜って言ってるうちはやめないんですよ、結局。オタクやめるのって本当に、突然です。
私は数々のオタクをしてきてこのパターンでふと「あ、もうめっちゃ満足した!!!!よし、終わりにしよう〜」とスッキリさっぱり離れたことが数回あるので、またこの流れ来てるな。と感じています。
ただ、100パーセントの満足ではないから続けるかもしれないですが。

去年一年で、見たかった景色を見過ぎたんですね。そして、本当に素晴らしい対応(人と比較して、ではないです。自分の中で。)をしてもらい過ぎたんですね。
これ以上、何があるんだ。と思っていて、少し気持ちが落ち着いているのかなと思います。まあこれは、また見たいものが増えるかもしれないし、今だけかもしれません。

〇 アイドルたちの「セレブ感」

これ、すごくセンシティブ案件および私の持論すぎるのですが、結構これが私の中ではデカい。ということで書きます。

大前提、あれだけ格好良くて、パフォーマンスも素晴らしくて、最高のアイドルにお金がたくさん入るのは大歓迎ですし、贅沢して欲しくないなんて本当に微塵も思ってません。

ただ、私自身のアイドルオタク歴が長すぎることもあって、SNSが無かった時代の、私生活があまり見えないアイドルに慣れすぎていたこともあり、なんというか、露骨にキラキラセレブ感を出されると、目が覚めてしまうんですね。というか、夢から醒めてしまうんですね。私はアイドルをディズニーランドだと思ってるのですが、例えで言えばミッキーが全身Dior身につけてる、みたいな。そのうえでパリのファッションウィーク参加してる、みたいな。そういう感覚になってしまって、お、おぅ……となってしまうんです。

そして単純に、私の何十倍も年収があるアイドルを、私の平均もド平均の給料から、したいことや買いたいものを少しずつ自分を騙し騙し妥協しながら我慢しながら自由に使えるお金を全て使って応援する意味あるのかな……?と。

これに関しては、私のお金のかけかたが悪いというのも分かっているので、そこも改めたい所ですが、どうしてもこの考えがグルグルしてしまって。オタクって一度冷静になったら終わるので悲しい限りですが。

私が三年働いて稼ぐくらいのお金を、毎年募金したりしてるわけですよ。アイドル側は。私は何に必死になってお金を使ってるんだろうってふと考えてしまったんですよね。アイドル偉すぎるわ、と思うと同時に、私は何にお金をかけてるんだ?と。
やっぱりオタクって自分の欲望を満たすためにお金を出しているわけで。応援したい気持ちももちろんあるけど、やっぱり前提に自分の欲がそこにあるじゃないですか。
このお金の使い方ってはたして本当に良いのかな。と思ってしまったんですよね。

もちろん、幸せをもらえる、元気をもらえる、私が好きで応援しているのはそれはそうなんですけどね。

うーん、書いていてもどう表現したらいいかわからないのですが。誤解を産む言い方になっていたらすみません。

〇 どこまでいっても外国人でしかない

これはKーPOPを好きになるうえで、いつかぶち当たるだろうな〜とぼんやり思ってましたが、好きだ!という気持ちで何年間も有耶無耶にしてた問題ですね。

当たり前のことですけど、ケーポアイドルがどれだけグローバルに展開しようと、どれだけ日本活動してくれようと「やっぱり外国人」これには変わりないなと改めてかんじているし、これが一番チリツモで疲労につながっている感じがあります。

言語がちがうので、どれだけ翻訳されていようとも、勉強しようとも60パーセントくらいしか理解できてないだろうなと思うと寂しいんです、やっぱり。というか60パーセントも理解できてるのかな、とも思いますし。
何を見るにも気合いがいるんですよね。コンテンツも、理解するのに時間がかかる。

最近、自分の中で懐古期間で、昔好きだったハロプロの曲を沢山聞いてるのですが、やっぱり母国語って響き方が違うんですよね。本当にぐっとくる。細かいニュアンスも全部わかるわけじゃないですか。
私は今好きなグループの曲が本当に大好きですし、歌詞を翻訳して本当に感動もするし救われるのですが、伝えたいこと半分も理解出来てないんだろうなって思うと悲しいんです。
まあ、こればっかりはどうしようもないですけどね。今更ですが、KーPOPオタク、向いてない。

あと、ケーポは本当に色んな国のオタクがいますが、国民性・文化が違うので何かある度に色々な国のオタク同士で揉めてるのを見るのが、本当に疲れる。最近どのグループもですけど……。
いや、揉め事なんて見なきゃいいじゃんという話ですが、どうしても流れてくる。Twitter(X)のおすすめ欄、本当にこの世で一番消えて欲しい存在。

〇 アイドルの言う「ファンのみんな」と実際の「ファンのみんな」の乖離

昨今の推し活ブーム・KーPOPブームでオタク・ファンの母数が爆発的に増えているので仕方ないことだとは思いますが、年々おかしいオタク、自分だけが良ければいいと思ってるオタク、迷惑行為をするオタクが増えていると感じるし、その動画もバンバン流れてきます。(おすすめ欄、くたばれ)

実際自分の好きなグループのメンバーが困ってる姿、迷惑そうにしてる姿、メンバーが注意している姿も見てきて、本当に心の底から嫌なんですね。

そして実際私も現場に足を運んで不愉快な気持ちにさせられたことが何回もあるし、自分が良ければいいって気持ちの人間が多すぎて、しんどすぎます。
トロッコで回ってきて、あ〜やっと肉眼で見れる!やったー!と思ったら、自己中心的な人たちが自分たちさえ良ければってバカ高くあげるボードや団扇で何も見えないんですよ。虚無です。

おかしなオタクをネットでも現場でも見続けた結果、メンバーが「ファンのみんなが大好き」「ファンのみんなに会いたい」と言ってくれているのを見て、嬉しいと同時に「なんで好きなの?!なんで会いたいの?!」と思ってしまうようになりました。これ、終わりかもしれない。
私も含めて純粋に好きで、迷惑をかけず楽しんでるオタクが大多数。それは分かりますが、そういうオタクって逆に認識されてないんじゃないのかいって思ってしまうんですよね。

彼らは何に感謝して、何のために頑張ってるんだろうって勝手に私が思ってしまうんですよね。
私たちはアイドルに幻想を抱いているけど、アイドルもファンに幻想を抱いてるのでは、と最近思ってます。そして私はファンたちの実態を知ってしまってるがゆえ、それが辛くて悲しいという。

● とりあえずの、今の総括

最近10年前くらいのハロプロのライブを見返したんですけど、やっぱりこれが応援だなって思ったんですよね。

純粋にデカい声で、アイドルのライブを盛り上げるために一体となってオタクがなりふり構わず声を張り上げる姿、本当に格好良い。

自分が目立てれば
自分が気がついてもらえれば
自分さえ良ければ
そういう自分の欲望しか考えないオタクの何億倍も、格好良い。

私はこれが好きなんだ、私はこうやってアイドルを応援したいんだ。と改めて思いましたね。
総括になってない総括でした。

来月で30歳になりますが、オタクとしてもスタンスが少し変わっていくんだろうなとも思っているので。
20代は本当に、全力100パーセントオタクにお金も時間も労力も費やしてきたし、それに後悔は全くないです!楽しかった。これも必要な時間だったと思います。

今のところオタクを辞める気はないので、私のオタ活については今後も随時noteに書いていこうと思います。

ここまで読んでいただいた、このページにたどり着いてくださった皆様。きっとオタクに、推し活に疲れてここにたどり着かれたのだと思います。

ゆっくりのんびりいきましょう!「推しは推せるうちに推せ」なんて言いますけど、自分の気持ちが最優先ですから。

ゆめの うさこでした。

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