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【しくじり】音楽家としての私の失敗、私の勘違い④演奏のお仕事の減少の原因

こんにちは、ウチダユメミ(@yumemi_uchida)です。
山梨に移住して7ヶ月目。
ぶどう農家しながら、音楽活動しつつ、
毎日noteを更新してます。

しくじりシリーズ

今日は、【しくじり】シリーズ第4弾。

演奏家として、レッスン講師として
仕事が激減していった原因などを自分なりに分析して
赤裸々に書いてみるシリーズ。
誰かの(ポジティブでもネガティブでも)参考になるのでしょうか???
演奏家としての成功例は世にたくさん、溢れてるから失敗談だってあったっていいかな?と。

ということで、失う物もないので書いちゃう。
TVのしくじり先生じゃないけど、私みたいになるなよの意味も込めて。
もしくは、私みたいなのでもなんとか生きていけるよ、でもあるかしら。

学生時代、悩んだ時に
レッスン以外で相談できる大人がいたら良かったなと思うことが多々あって。
精神的に安定した、利害関係のない、総合的(人生、恋愛、体調、人間関係(家族とかも))な相談できる大人が欲しかった。
ならば、自分がその立場になりたいな、と思ったのです。
それには、今までの経験を晒すのもありかな、と。

このシリーズはこちらにまとめてます。

音大卒業後の勘違い

結構、赤裸々に書きます。

音大を卒業したのなんて、
もう20年近く前の話なんですが、
その当時のお話。

音大卒業した後は、私は留学しましたが、
特にその後、就活するわけではないから
今、思えば、めちゃくちゃ茨の道なわけですが・・・

そもそも、音大卒業後の事を甘く考えすぎてた。

音大や留学すれば、いずれ仕事はもらえるものと勘違いしてた過去。
何かコネがあるわけでもなかったのに、
「どこからかもらえるだろう…」なんて、すっごくフワッとしてたのに
根拠のない自信というか、摩訶不思議なくらい不安がないというか。。。
その頃、ブライダルでの(バイトのような)演奏の仕事もやってましたが
入ると稼げてた気になってたり。

ま、勘違いしてますよね。

自分で開拓しないと

そもそも、日本で卒業した大学は、
音大ではなく総合大学の中。
フリーランスで音楽で食ってこうという人は少数派。
(もちろん、音楽でやっていかれてる方は、いらっしゃいます)
お仕事をくださるコネクションは大学関係ではなかなか見込めない。
となると、
自分で外に知り合いを開拓していくなどの行動をどんどん取っていったり、
なんとか仕事につながるような事を探したり、
自分で仕事を作り出していかない限り、
仕事は無いわけで。

人脈作り以外は、演奏する場を求めて行動してたのですが、
今、思えば、その人脈作り(人と知り合うこと、知って頂くこと)こそが
大事だったわけで。

飲み会や打ち上げに顔出すことが重要だよ、とアドバイスしてくださる方もいたのですが、聞く耳を持ちませんでした。

その当時(20代〜30代前半)、
人脈が無いなりにも、少しは自分から行動したことはあったのだけど、
自分のしたいことに対して、(例えば、この頃だとオーケストラに乗りたい、とか)貪欲だったわけではなく、
闇雲に、戦略なく、とにかく演奏できる場を求めての行動だったな、と
思います。

去りゆく音楽仲間も

その当時は、友達や友達の友達から
お声をかけて頂けたりしてて、
それなりに演奏のお仕事を頂けてたのだけど、
仕事をくれてた友達は
だんだん出産、結婚、移住で
遠くに行っちゃったり、仕事を離れて行ったり。
そうすると必然的に私にも入ってくるお仕事は減っていきます。

だんだん気付いたら「あれ、私、オーボエの友達、知り合い、少ない???」と。
心地よい人間関係に甘えて
仕事に繋がる知人を増やす考えが全くなかった。

目の前の仕事と、やりたい仕事の乖離を感じつつ、
そのまま続けてたんだけど、
ホソボソやってたアンサンブルグループはあったんだけど、
喧嘩別れだったり、空中分解だったり。

まとめ

仕事激減の主たる原因は、
コミュニケーション不足、行動不足。

「〇〇で演奏する仕事したーい!」と言ってるだけでは、
そのお仕事に辿りつかない。
まず、〇〇に関連する人と知り合わなくては。
なんとなく、自分の演奏の噂が
その辺りの人の耳に入ってお仕事が回ってくるなんてことはないのだから。

もちろん、演奏の技術を磨くことが大前提なのだけど、
それと同時に一緒に演奏したいと思って頂ける振る舞いも同じくらい重要。

その頃の私はそういう事を全く分かってなかった。
分かってないだけでなく、ここまで書いてきた事と正反対の行動ばかりだった。
そりゃ、減りますよね。

レッスンの生徒さんは、ありがたいことに途切れなかったので
なんとか生きてました。。。

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