徳を積む。
そろそろ各地で梅雨明けしていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は炎天下でも全力でこいでいます。
今日はこれまでの疲れがどっと出たのか、ウトウトばかりしていました。それでも午前中は最後のゴミ出しをして、洗濯をしてといつもルーティンを卒なくこなしてはいます。そのルーティン中に証券会社から電話があり、とある家のオーナーの株についての回答がありました。結果的にはすでに解約して口座は抹消済みとのことで、愛車バージョンアップの淡い期待はもろくも崩れ去ってしまいました。そこで、貴金属を売却するために、買取店に今あるものを全部持ち込みました。かなりの点数になったので、今日中の鑑定が難しく明日以降の結果報告になったので、明日また改めてお店に行く予定です。
このような二拠点生活も今週で一旦終了することになります。来週からはいよいよ新しい仕事が始まるため、しばらくこちらには来れないと思います。最初はどうなるかと思った片付けも、今日のゴミ出しを持ってほとんど終えることができました。とあるオーナーからは「徳を積んだから、いいことがあったのよ。」と言われて、改めてお互いに感謝の気持ちを伝えながら涙しました。
今日の朝ドラも涙腺崩壊でした。「結局どこへ行ってもなにも変わらなかった。」というセリフに対して、主人公の「それでもあなたがいないと困るのよ。」という言葉に涙が止まりませんでした。私も必死で仕事をして、博士号をとって、大学教員になったにも関わらず、なにも変わらなかったような気がしています。そして朝ドラと違うのは、あなたが必要だと誰も声をかけてくれなかったことです。もちろん、あなたの影響力が大きかったと言ってくれた人はいました。しかし、必要という言葉までには至らず、結局その後連絡は途絶えてしまいました。
ドラマではうまくフォローされるのに、現実ではそう簡単にものごとは進んでいかないようです。ただ、私のドラマはこれから新章がスタートするんだという思いでいっぱいです。特に大学に関しては、日に日に新しい大学づくりの妄想が激しくなってきているので、どうすれば実現できるのかアンテナの感度を上げつつあります。というか大学という形にこだわる必要もないかとも思い始めています。それよりももっと大事なことは何か、もっと深掘りする必要があるとも考えはじめました。やはり、原点に立ち返ることが求められていると私自身は感じています。
これから大学教員になる人は、絶えず徳を積む人になってほしいと思います。そして、その徳によって自分と自分が大切にしたい人を笑顔にしてほしいと願います。