別れと。
雪が舞う季節になってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私はすっかりゲレンデでのイメージトレーニングに励んでいます。
今日はほぼ同時期に入ったスタッフが退職しました。おそらく本人はまだ在職したいと言わんばかりに最後まで仕事をしていましたが、組織の決定はある意味残酷で、一度決めたことは二度と変わることはありませんでした。私にも個人的に挨拶をされましたが、こちらもありきたりの言葉で対応するだけで、あっと言う間に終業時間を迎えてお別れでした。おそらく彼が退職すると決めた理由はなんとなくわかってはいるのですが、その原因を払拭することは今の私ではどうする事もできず、ただ見送ることしかできないのことに切なくなります。まだ若いので、次の就業のチャンスはあるのかなと思いますので、今後彼がさらに活躍できる職場に出会えることを心より祈るばかりです。
そして、そんな別れの一日を過ごして家に帰ると1通のメールが届きました。内容は今はまだ明かすことができませんが、もしかすると私のこれからの人生に大きな影響を与えることになるかもしれないと推測しています。しかし、11月20日にこんなメールが来たのは、やはり冥王星の水瓶座入りの影響なのかと思ってしまうぐらいです。ただ、あまりにも未確定な部分が多いのでもう少し確定してきたら、みなさんに報告できればと思います。
今週末は出張なのですが、時間が合えば教え子たちと会おうと考えています。本当は大学教員に戻ってから会おうと決めていたのですが、出張回数が減ってなかなか教え子たちがいる地域に行けなくなってしまったので、少ない機会を活かして会うことにしたのです。正直今の状態で会うのは、ある意味怖い部分もあるのですが、もし私がこの世からいなくなってしまったら一生後悔するかもしれないと思って、勇気を振る絞って会うつもりです。
相変わらずの低空飛行ですが、それでも職場での信頼と評価は徐々に上昇しているので、本当に複雑な思いです。特に今までの職場と違ってとてもいい人たちなので、なおさら悩んでしまいます。このままずっと居てもいいのかなとついつい思いつつも、それでも大学教員の道は諦められないという思いが常に交錯していますが、今日も出来ることを精一杯するしかないと自分に気合いを入れるしかありません。
YouTubeで相田みつをさんの詩が紹介されていて心に残ったので、最後に記しておきます。
うつくしいものを
美しいと思える
あなたの
こころが
うつくしい
みつを
これから大学教員になるひとには、どんな状況であっても切ないやらいうつくしいやらと思える豊かな心を大切できる人になってほしいと思います。そして、その色彩豊かな情感が自分と自分を大切にしたいひとを笑顔にかえていくことを願ってやみません。