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死んでから後悔したくない

ズィクル(神様を想うこと)は私たちにエネルギーを与えてくれる、
ということを前回は書いてみました。

こんにちは ファーティマ松本です。

預言者ムハンマドさん(彼の上に平安あれ)は、ちょっとオッカナイ事をおっしゃいました。
それは
「何かの会合等で(人と話をした時に)もし一度もアッラーのことを讃えなかったとしたら、
 その会合(またはその会話)は最後の審判の日に、後悔と心配と悲しみの元になる。」
また、このようなことも
「一人でどこかへ向かう時、その間一度もアッラーのことを讃えなければ、それが最後の審判に日に、後悔と心配と悲しみの元になる。」
最後に
「夜寝る前に、もしアッラーのことを讃えなければ、それが最後の審判の日   に後悔と心配と悲しみの元になる。」

神様を讃えるとは、つまりズィクルのことですね。

ズィクルを全くしない誰かとの会話。
ズィクルを全くしない自分一人の時間。
ズィクルを全くしないで寝ること。
これらが全て死んでから後悔する種になる、というわけです。

考えてみると、私たちの生活のほぼ全てが
誰かと話しているか
自分だけでいるか、
寝るか
のどれかですよね。

つまり、私たちの生活の中で、
もし神様を讃えることが全くなかったとしたら、、
それは、最後の審判の日に、大きな後悔と心配と悲しみになります。

毎日の生活とは、もちろん私たちの人生そのものです。
私たちの人生そのものが、死んでから後悔の元になってしまう、
というのは、イヤーなものですよね。

しかし、読者の皆様
この記事を読んでくれている、という事は、
あなたはまさに、今ちゃーんと息をして、”生きている”ということです。
そうです、ありがたいことに人生って
生きている限り、何度でもやり直しはできるのです。

人生を後悔の種にしないようにすることは、いつになったってできます。
生きている限り、何歳になっても。

しかし、
死んでからいっくら後悔をしても
もう二度とやり直すことはできません。
その時に後悔をしても、もうとにかく遅いのです。
そしてそれが、まさしく大きな悲しみになり、
この後一体どうなってしまうんだろう、という心配に変わります。

クルアーンの中で、神様が教えてくれています。

『だが死が訪れると、彼らは言う。
 「主よ、私を(生に)送り返してください。
 私たちが残してきたものについて善い行いをします。」
 決してそうではない。それらは彼らの口上にすぎない。
 蘇りの日まで、彼らの後ろには戻れない障壁がある。』
(クルアーン 23:99)

私たちに与えられているチャンスはこの現世のみです。
死んでから、もう一度現世に戻りたい、と言ってもそれは叶いません。

与えられているチャンスを生かして、毎日の生活にズィクルを取り入れていきましょう。
そうすれば、死んでから後悔することはきっとないでしょう。
プラス、生きている間にもたくさんの良いことがありますから!!

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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