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ジブンゴト・トウエイ・ナリキリ・シタヨネ・キセキ なんだと思いますか?

はいどーも、ユーマです。

今週は今の所立て続けにアンケートのデータ分析だったので、一回普通の記事を挟みたいと思います。

まずはこんな疑問を皆さんに投げかけたいと思います。




『毎日空想してますか?』




どうですか?
空想なんてなかなかセーへんで、っていう方が大半じゃないでしょうか?

今日は”空想力”っていうものについて伝えなければならないことがあります。

っていうのも、僕は”空想力”っていうのが人生においてめちゃくちゃ大事だと思ってます。

実は、昔立命館アジア太平洋大学(APU)の出口学長もイベントの時に””反実仮想力””っていう言葉を使ってその能力の重要性について話したり、

脳科学者の茂木健一郎氏”妄想力”っていう本を出版するほどに”妄想力”というものの重要性について説いています。

まぁ、読んだことないんですけどね笑

僕の考えている”空想”と彼らの考えている”妄想”や”反実仮想力”が同じかどうかは知りませんが、僕の考えを書いていきます。




・空想と妄想、想像の違い・



僕の持論を述べる前にまずは辞書に定義を教えてもらいましょう。

想像;頭の中だけで考えること。

空想;現実にはあり得ないことや現実とは関係ないことに思いを巡らすこと

妄想;精神医学用語であり、その文化において共有されない根拠のない確信。日常会話ではいかかがわしい考えや空想を言う。

この記事の書き始めは『妄想してますか?』とタイトルをつけるつもりでしたが、”妄想”の意味がちょっと違うなーと思い、空想に変えました。笑

この定義からわかるのは、想像は現実味を帯びてるけど、空想は非現実的っていうところが決定的な差。


空想力の大事さを話すために、まずは空想力の種類から、





<空想力>



まず、空想力というのはいろんな細かい能力の総称だと考えてください。

ポケモンは炎の技といっても、’かえんほうしゃや’、’だいもんじ’、’ふんか’など色んな技があります。

それと同じで、空想力の技といっても、いくつもの技があるのです。

今回はそれぞれの技を段階的に説明しながら、みなさんに覚えてもらいたいと思います。



レベル1  「ジブンゴト」


思い出して欲しいのは、中学生の時の国語のテストです。
こんな問題が出たのを今でも良く覚えています。

「下線部Aの時、主人公アイ君はユー君に対してどういう感情を抱いたと考えられますか?30字以内で回答しなさい」

小説文の時の定番の質問ですね。この質問の応用をして欲しいのです。
応用といっても、大抵の人間の場合もうすでにできています。


例えば、月9の『プロポーズ大作戦』

2007年の月9ドラマですね。この記事を読んでくれてる読者層は知ってるところだと思いますが、もしかしたら知らない人もいるかもしれないので、少し説明。

主人公山Pが高校時代から一緒だった長澤まさみの結婚式に出席するところから始まるのですが、山Pは昔から長澤まさみのことが好きなのに、言えずにいました。
そんな後悔を持ちながら祝いの言葉を述べてる時に、神様が山Pの後悔をなくすために、と色々な思いでにタイムスリップさせてくれて、それぞれのシーンで言えなかったことをしっかりいいに行くタイムトラベルをするというものです。

それぞれのシーンで自分を山Pに重ね合わせて、興奮しながら毎回見ていたわけです。

まさにこれ(自分を他人に重ね合わせる行為)が空想力の基礎ともいうべきものだと思ってます。

つまり、他人に自分を投影する、ジブンゴトです。




レベル2   「トウエイ」


続いて、高校時代恋バナで下校時刻まで盛り上がることのできた皆さんはすでに持っているワザです。

恋バナというのは永遠になくならない、ガールズトークの主題ですが、例えばこんな状況の時の会話を想像してみてください。


「あのさ〜、うちの彼氏がA子と一緒に帰ってるとこ見てもうたんやけど、んまどーしたらええんやろ、、、」

『え、まじありえへん。ってか、A子ってあいつやろ?前言ってためちゃくちゃ人の男に手だすやつやろ?まじ最低じゃね?』

「そーなんだけど、どうしたらええんやろ、、、」

『そりゃうちやったら、今晩とりあえず電話してみて、A子が最近可愛くなったよね?的な事ゆってみて、向こうの反応見るかな。』

「やっぱ、それくらいした方がいいよね?どんな風に会話持って行くべき?」

・・・・・

と、こんな感じで永遠に話は続いて行くのですが、ここで実はみなさんが使っているワザがあります。

それは、相手の状況を自分事と捉え、自分だったらと行動や思考を想像する。

これは、先ほどのトウエイの進化技で、トウエイと言います。




レベル3   「ナリキリ」


先ほどの恋バナの続きをします。

「やっぱ、それくらいした方がいいよね?どんな風に会話持って行くべき?」

『ん〜、私だったらこういう風に話を持って行くけど、あんたはそんな風に会話しないから絶対怪しまれるな〜、』

・・・(中略、具体的なアイディア)・・・

『だったら、あんたこんな感じでいつも話すし、この流れなら絶対自然やと思う!』


相手の思考回路を想像し、状況を想像し、会話をイメージして、提案する。

これがうまく、なおかつ的確にできる人っていうのは世の中少ないでしょう。

このワザは、ナリキリと言います。



ここまでの3つの技は自分と相手の2人称で使えるワザでしたが、これらの技をマスターレベルで習得すると、こんな応用ワザができるようになります。




応用ワザ 「シタヨネ」



今流行りの企業でいうと、ZOZOの前澤社長
ZOZOの経営や、剛力さんとの関係性や、メディアからの批判、宇宙旅行の発表など、いろんな状況を把握した上で彼の意思決定を少しずつ追いかけて見てください。

そうすると、前澤さんが行った意思決定の経験が何もやっていない自分にもたまって行くような感覚になります。

ポケモンでいうところの”がくしゅうそうち”です。

たたかいには一度も出ていませんが、経験値だけは得てレベルが上がっていきます。

このワザをシタヨネと言います。

このワザを習得し、いろんな人をコピーできるようになると、社会の行く先が見えてきたりします。新しいチャンスを自分で見つけれたり、投資がうまく行ったりするかもしれませんね。


しかし、この応用ワザは先ほど言ったように”がくしゅうそうち”です。

皆さんご存知だと思いますが、”がくしゅうそうち”の欠点。

それは、”努力値”がバラバラに振り分けられてしまう事です。
思っていたようには育たず、実戦では使えないポケモンに育ってしまいます。

これは、「シタヨネ」を使っても同様に起こります。

正確にいうと、努力値がバラバラに配分されるというより、努力値が全くたまらないの方が正しいと思います。

なので、バランスよく「シタヨネ」を使わないと、頭でっかちの何もできないやつになってしまいます。





偶然ワザ  キセキ



これまでは現実的なイマジネーション、つまり想像力の域を超えていませんでした。しかし、ここからが非現実的な”空想”の域に到達します。

仕事というのは、極論相手の需要を満たす事でもあるわけですが、その需要というのは発案者のたぐいまれな空想力で満たされます。


経営学の世界ではよくこんな例え話を用いて話されます。

「すいません、ハサミ売ってますか?」

この状況の時、彼が求めているものはなんですか?

もちろんハサミも求めていますが、ハサミ以上に求めいているものがあります。

それは、切るという事です。

少しややこしい話になりましたが、大事なのは、顧客が求めているのは商品じゃなくて、その商品を買う事で得られる何かであることが大いにしてあるという事です。


これは、既存のものをよりよくして行くというより、需要の本質を見極め、こんな風にしたらいいんじゃないか?という空想力だったりします。

これはワザというより、これまでのワザを使って得てきた経験値と運が重なりあった時に偶発的に発生するキセキと言っても過言ではないでしょう。


僕は偶発的にと言いましたが、僕の考えではこの偶発性というのは訓練によって高めることができると思っています。

最も効果的なのが、この記事の冒頭に述べたように、

『毎日空想すること』

だと思います。

現実世界から離れて、自分だけの非現実世界を作って見てください。
それも一つじゃなく、たくさん。。。

そんなのできないというそこのあなた、
小説を読んでください、映画を見てください、アニメを見てください。←最後が大事、笑
めちゃくちゃ鍛えられます。



話を戻しますが、ここまで

ジブンゴト・トウエイ・ナリキリ・シタヨネ・キセキの5パターンを説明した5輪の書みたいになったんですが、もっとも大切な事を最後に書いておきます。




最も大事なワザ  オモイヤリ



今までの5つのワザは自分の中で完結してしまうワザでしたが、最も大事なのは、これらのワザを使って、みんなに奉仕するということです。

社会人として他人と関わって行く中で最も大事なのは、人間関係です。

それを最も助けてくれるのは、僕が記したスキルではありません、オモイヤリです。

スキルを使って、他の誰も気づかないような小さなことに気づき行動するだけでよかったりすると思ってます。



今日はナリキリを使って宮本武蔵で記事を書いてみました。

それではまた、


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