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虐待は心ではなく環境。


ども。

僕は介護の世界で8年間、認知症ケアに携わってきました。

そしては今は自閉症ケアを学び、3年後には独立する予定の名前のない、見習いヘルプマンです。


介護のニュースと言うと【虐待】ばかりであり、

「またか・・・」と思う人も多いのではないでしょうか?


虐待は心の問題なのでしょうか?

僕は表面上はそう見えるが実は環境がそうさせている事が多いのでは?

と思う事があります。(もちろん全部ではありませんが)


今回の施設では124台の防犯カメラがあったにも関わらず、

職員は衝動が抑えられなかったそうです。


124台もカメラがあるんですよ?


普通ではないですよね・・・。

この職員に関してはしっかりと反省してもらいたいとは思います。


福祉業界で働くと感じるんですが、

【虐待はダメですからね】って研修がどこの施設だってあるんです。


過酷な労働環境や人間関係にこそ虐待の原因があると思うんですよ。

【一人にしない】


カメラがあるから大丈夫。虐待なんて起きないよ。

1台が2台。2台が100台・・・。124台。


機械に人の気持ちはわかるのでしょうか?

機械が管理した施設は果たして安全なのでしょうか?


僕たちが機械を使っているように見えて機械に使われていた私たち。

124台のカメラがあって、異常があれば職員が走り回る。

だって人が足りなんだよ?機械入れなきゃ・・・。


間違った未来を選択。これだけはだめだ。


そして職員は神様ではなく、人間であることも忘れてはいけない。


仏様の心を持って働くなんて綺麗事。たまには心に鬼が宿る。


イイか。

「介護が楽しくてたまらない。イライラしたこともが無い。」

なんて言う人は信用しない方がいい。

(#自分からイライラしたことがあるという人もいないかもしれないが)


人間には時々鬼が宿る。

辛い時やうまく行かなくて凹む日がある。

僕たちは仲間だ。そんな時はあなたを全力で助けに行くよ。

124台の防犯カメラはあなたの心を、あなたの傷をいやしてはくれない。


そんな時一人にしない施設づくりを行うべきだ。


具体的に何ができるかはわからない。

でも、明日から周りの職員を褒める事や感謝を伝える事。

もし部下がいるなら悩みを聞くこともできるだろう。


僕らは仲間だ。介護は本当に奥が深い仕事だ。

世界で最も責任とやりがいのある仕事だ。

誰だってできる?それはない。


目の前にいる利用者様はあなたを必要としている。

あなたの人柄や優しさ、言葉使い。あなたのすべてが好きで。

あなたしか求めていない。ほら誰にもできる仕事ではない。


すぐ忘れる?違う。

心で記憶して事は忘れない。


僕もこの仕事をしていて涙が出るほどつらく悲しい時もあった。

理不尽を感じる時もあったし、

困った利用者様と徹底的に向き合ったし悩んだ日もあった。


だが、涙を流して喜んだ日もあったし、たくさんの笑顔を作り

送り出しても来た。


「最後にあなたと出会えてよかった。また子供ができたみたいで楽しかったわ」


あなたにもきっと最高の瞬間がもうすぐ来る。


さぁ、月曜日だ!

今週もたくさんの人を笑顔にさせよう(*'ω'*)











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