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読書日記|Audible|6月の作品紹介①

※アフィリエイトではありません。
 ただの感想です。

Audibleをデビューして、3ヶ月目。

隙間時間があれば、聴きまくっています。

今回は、6月中にAudlibeにて読んだ本について簡単に紹介します。

ちなみに、Audibleはマジで最高です。

※以下、ネタバレ有

☆ ☆ ☆

① 傷跡のメッセージ(知念実希人)

個人的な評価:★★★☆☆

「父の遺体の胃壁に刻まれたメッセージを元に、女医コンビが殺人事件の真相と対峙する。」という設定。

先の展開が全く読めない最高に面白いミステリー小説です。不気味なプロローグから始まり、後半は怒涛の伏線回収。ミステリー好きにはたまらんと思います。本気出せばオチも予想できるので、予想しながら読み進めても楽しいかもしれません。

② 君は月夜に光り輝く(佐野徹夜)

個人的評価:★★☆☆☆

発光病という不治の病のせいで余命宣告を受けたまみずが同級生拓也に対して、死ぬまでにやりたかったリストを実行する。感動のラブストーリー。

永野芽郁さんと北村匠海さんで実写化もされているみたいですね。
一人ディズニーやバンジージャンプ、メイド喫茶でのアルバイト等、やりたいことリストを実行するの楽しそうだな〜と思って読んでいました。

③ 六人の嘘つきな大学生(朝倉秋成)

個人的評価:★★★★☆

IT企業「スピラリンクス」の最終選考で残った就活生六人が、衝撃的な選考方法と対峙する。六人の中から犯人を探し出すミステリー小説。

一番驚愕だったのが、半分も読み進めていないのに、犯人が判明したこと。「この先どうなるの?」と思ってさらに読み進めると…怒涛の伏線回収で脳が痺れました。

他にも、
・就活が懐かしく感じた
・六人のキャラ全員立ってて良かった
・インタビュー形式のストーリー展開が良かった

など、大満足の作品でした。

④ 鉄の骨(池井戸潤)

個人的評価:★★★☆☆

ここから、池井戸潤ワールドスタート!笑

建設業池松組の若手社員富島平太が「業務課」へ異動となる。通称「談合課」とも言われ、正義感の強い平太とは相反する。しかし、必要悪と上司に言われ、談合の仕事を進める。大型工事の契約を受注するために平太は動き始める。

池井戸潤さんの作品は天晴れでした。

なんでこんなに難しい内容ににも関わらず、面白いのだろう。

入札の仕組みやら談合など、
とても勉強になった気がします。

何より、平太の働きぶりが伝わり、
私も仕事頑張ろうと前向きな気持ちになりました。

ちなみに今は、Netflixで鉄の骨見ています。

⑤ あきらとアキラ(池井戸潤)

個人的評価:★★★★★

大手海運会社御曹司の階堂彬と町工場息子の山崎瑛。全く異なる環境で育った二人は、産業中央銀行に同期として入社する。そして優秀な二人は、大企業の危機と立ち向かう。

これはもう…圧巻でしたね。
池戸潤さん作品で一番好きかもしれません。

特に、新人研修の二人は鳥肌もんでした。

できる男ってかっこいい〜。

一番好きなシーンは、
東海郵船の稟議を瑛が任される時の彬のセリフ。


「もしあいつが…あいつが稟議を書いてそれが承認されなかったら、他の誰がやっても通らない。もしあの山崎がうちを見放すことがあったらその時、東海郵船は終わりだ。」

カッコ良すぎる…。瑛に対して絶大なる信頼を寄せていることがわかります。

8月に映画化されるみたいなので、絶対に観にいきます!

おわりに

Audlibleがあると、自然と読書が進んでしまいますね。

6月は計10作品を読みましたので、
後編でまた記事にて紹介いたします。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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