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働き始めて気付いた、会社のこわいところ。

働き始め3年にして、会社のこわいところに気づいた。それは働く人たちを外部の情報から遮断しがちにすることだ。

私が学生時代に時間のある頃は、毎朝一時間程、色々な記事を読んで世の中の一般的な流れは把握していたと思う。

就活中の社員交流等では、その会社の分野の知識でも自分の方がより知ってることもあった。自分が会社に入って、何故そのようなことが起きるのか分かった。それは時間が無いのだ。初めはそんなの言い訳だろ笑と思っていたが、そんなことはなかった。

会社に取られる時間が非常に多いのだ。朝から夜遅くまで働き、パソコンを持ち帰り家でも開く生活を送ることになった(これは会社や人それぞれだと思うが。。)。

そんな環境では、情報収集より睡眠の方が重要になってしまう。これが続くと、狭い世界で限られた知識のみが積み重ねられる生活が始まり、無事会社人間が誕生しそうになる。

それでもまだ、今の時代は恵まれている。スマホさえ有れば、空き時間にすぐ情報を集められるし、働き方改革によって労働時間は短くなっているだろう。

今の若者はすぐ辞める、我慢強さが無い等言われるが、それは一時代前に比べまだ外部の情報が得られているからだと思う。まだ外部の情報が得られれば、今の環境とは違う自分の輝ける場所を見つけられる可能性が高い。その結果転職を考えられる人が多いのではないか。

一時代前は、労働時間も長く、さらには情報収集の方法も限られていただろう。我慢強いと言われる社員はこのような環境の中で働いていたからこそ、会社への忠誠心を高くするしか無かったというのが実状なんじゃないか。

会社に頼るしか生きる(稼ぐ)道が無くなることが最もこわいこと。会社なんて辞めても別に生きていけるしおれ。となれるよう幅広く情報収集を怠らないようにしたい。

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