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「自立心」を高めるワーク

「自立」という言葉を聞いて何を思うだろうか?
・親から離れていくこと?
・20歳になること?
・自分で答えを見つけること?

多分どれも正解でどれも不正解だ。
すごく曖昧で正解のない言葉だと思う。

「自立」の反対の意味はなんだろう?
多分「依存」だ。

人は色々なものや人に依存しては、自立する。

どこまでが依存でどこからが自立なのかも良く分からない。

僕は果たして親から自立できているのだろうか?子供に依存していないか?
それはよく分からない。

ひどく抽象的な言葉なので、今回の狙いを明確にしよう。
今回の「自立」のゴールは「自分で答えを見つけること」である。
そういう意味での「自立心」を高めるワークをやります。

頼られるのが大好きな人からすると、依存してくれる恋人ってすごくかわいいですよね?
たくさん頼ってくれる部下や後輩って可愛くてたまらないですよね?

僕も頼られるのが大好きなのですごく分かります。でも、少しずつ「自分で答えを見つける」よう教えていくのが、本当の優しさなのかなぁ。と思います。

こんな話があります。恋愛面や仕事面で見た時にパートナーとの状況が
「自立」×「依存」だった場合、「依存」の方が苦しくなるらしいです。
「依存」×「依存」は、お互い苦しくなりますね。
「自立」×「自立」めちゃくちゃ生産性のあるベストパートナーですね。

自立心を高めることは、「自己肯定感」を高めることとほぼ同じなので、是非高めていきましょう。

そして今日は、「自立」しないと超一流にはなれないよ!!というお話です。

「MAJOR」という野球漫画をご存知でしょうか?その中から僕が一番好きだった、高校野球編の話をしたいと思います。

「MAJOR」の高校野球事情は圧倒的に強い高校が毎年甲子園を優勝しています。
その高校の名前を「海堂高校」と言います。
「海堂高校」のレギュラー陣は全員超一流。
プロ入り間違いなし!と言われる逸材だらけで構成されています。
そんな超一流達がどうやって「海堂高校」のレギュラーを勝ち取ったのか?どうやって超一流になったのか?を解説したいと思います。
「海堂高校」は「1軍」「2軍」「3軍」で構成されています。

まずは3軍からスタートです。
3軍メンバーは全員、東京都のとある島に隔離されます。そこで2軍昇格を夢見て練習するのですが、とにかく酷いです。
人間として扱われません。倒れる人続出の過酷すぎる基礎練習。監督からの酷すぎるパワハラとモラハラ。中学までスター選手だった者達が、バキバキにその鼻っ柱を折られて、心を折られて、週に一回来る帰宅の船便で帰っていきます。
その環境に耐えて残った者が、2軍昇格試験を行い、合格すると、2軍にいけるのでした。
数々の理不尽な練習や人格否定に、反骨精神で立ち向かう主人公一派もいれば、
自己肯定感バキバキに折られながらも世間体を気にしてなんとか残る者達もいます。

この環境はまるで、かつて僕が在籍したブラック企業を彷彿とさせた。度重なるモラハラ、パワハラ、自己肯定感を折られ、この会社以外じゃ働けない。「自分は社会の底辺だ。」くらいまで追い込まれ、ずっとこの会社で働かなければ!くらいに洗脳されていました。
しかし、最後はいろんな人の助言や助けがあり、洗脳が解け、転職することが出来たのでした。

漫画の話に戻ります。
2軍に昇格すると、神奈川にある「海堂高校」の寮に入ります。
綺麗な部屋、整った設備、最新のマシン、そして仏のように優しく美人な女監督。3軍と比べ天国のような環境に主人公達は感動します。女監督は言います。
「3軍のように厳しい監督もきつい練習もありません!ここ(2軍)は3軍の練習を頑張った君たちへのご褒美です。」

さて、ここが運命の分かれ道ですね。超一流ばかりを輩出している「海堂高校」において、この2軍の育成システムはエグすぎますね。

「依存者」と「自立者」をがっつりふるいにかけてますね。

「依存者」はどれだけきつくても、ストレス耐性が強ければ、与えられたものは完璧にこなします。
しかし、与えられなくなるとどうなるでしょう?
3軍を突破した「依存組」は2軍で見事に伸び悩みます。結果、2軍止まりで野球生活を終えるのでした。

主人公をはじめとした、「自立組」はこの2軍の育成システムをなんとなく理解します。
「おい、こんなところでぬるま湯に浸かってると、俺らいつまで経っても一軍なんかにいけねぇぞ。」
親友である寿也くんとコーチングし合い、セルフマネージメントをしっかりして、ついに超一流の1軍への切符を手にするのでした。

超一流が約束された主人公。しかし、主人公は仰天の行動を取ります。
「俺、海堂高校辞めるわ。寿也。お前みたいなすげぇやつと一緒だったら甲子園優勝なんて簡単だ。だから俺はそんなすげぇ奴らがいる海堂高校と戦いたいんだ。」
主人公は同じ神奈川県の野球部のない高校に転校して、野球部を作り、「打倒海堂高校」を掲げるのでした。

ホント、この主人公ね。ZOZOの前園さんみたいな人ね。笑
一流の道約束されてるのに、あえてリスクを選んで、ワクワクする方向に行っちゃうんだよなぁ、、、笑
まぁこういう生き様の人って、人はめちゃくちゃ振り回すけど、カッコいいですよね。

おかげさまで、寿也くんは少しだけ闇堕ちしますからね、、、笑

「MAJOR」の教訓から
「ブラック企業」→「セルフマネージメント」→「自立」=「超一流」

という方程式が出来あがりました。

超一流なんてほとんどいないですからね、、
ブラック企業出身者はやっぱり強いよな。と思います。
だからブラック企業に勤めていると思う方、今後のあなたの未来は明るいので、安心してくださいね。
自己肯定感ベコベコに折られて、自分なんか、、、価値なんて、、、とか思ってる方いたら相談してくださいね。
多分あなたはよっぽどいい人財ですよ。
*人思いの熱い社長さんと話した時に、人を材料と書く人材という言葉が大嫌いだ。人は財産だ!人財だ!みたいな言葉がなんか響いたのでそれ以来、人財って書くようにしてます。笑

ということで本日のワーク

「自立心を高めるワーク」

①セルフマネジメントは済んでますかね?
済んでない人は、「ボクのニセモノをつくるには?」と「唯一無二の武器を作るワーク」の2種類をまずやってみてください。

②自分の能力を生かして、会社の為に何ができるのか?こうしたらもっと良いと思う。
のような提案を一つ考えてみましょう。

③実際に提案してみましょう。失敗してもいいです。それが経験値になります。失敗なんてないんです。
いろんな理由があると思うので、受け入れられないことの方が多いと思いますが、
あなたが本気で考えた提案を馬鹿にしたり、
冷やかすような会社だったら転職考えてもいいかもしれませんね。

さぁ超一流になる為に、恐れながらでもいいので、是非やってみましょう。