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携帯«依存»彼女vs携帯«不要»彼氏

私は常に携帯を触っている。
Twitter、LINE、note、Instagram
数々のSNSを日々更新し、副業もしている。

携帯がないと、何となく不安で
心もとないような、そわそわした気持ちになる。

一方で彼は、携帯をほぼ触らない。
かろうじてTwitterアカウントはあるが
更新は稀で、LINEも基本要件のみである。

携帯がなくても困らない。
むしろあってもなくてもいいそんな男性だ。

先日お泊まりした時に、彼の携帯が充電切れになり、そして充電器がちょうど無かった。

彼「あ、電源切れちゃった」
私「やばいやん、ドンキに買いに行かないと!」
彼「うーん、いや、別にいいよー」
私「…携帯なくて不安にならん?😶」
彼「ん?いや別に??🤔」

充電が切れたのは、先週末、金曜の夜。
彼が充電できたのは、今週月曜の昼。
まる3日ほど、携帯無しで生きていた彼だが
まじで全く困っていなかった。

私「彼くんすごいよ…私なら発狂してる」
彼「え、後で見れば良くない?笑」

週末、彼と過ごして
『こりゃ、LINE返信少ないのも納得っすわ』
と理解せざるを得なかった。
だって私だけじゃない、全員に対して
LINEしないもんだもの。←
そして携帯でメッセージが見れないことに
焦りも不安も何も無いんだもの。

彼タイプの方が、自分の時間を生きれるので
おそらく充実した時間を過ごせるかもしれない。

でもそれが、悲劇(喜劇)を生んだ。

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私と彼はショッピングをしていた。
ふと彼が、御手洗に行きたくなった。

彼「俺、トイレ行ってくるわ!」
私「りょー!」
彼「ゆまこは好きな店見てて!」
私「おっけー!」

私はアクセサリーショップを見ていた。
お気に入りのバレッタを見つけ購入。
上機嫌でにこにこしていた時に気づいた。

『彼、どこのトイレ行ったんや?』

そういえば私と彼は、待ち合わせ場所を
全く決めていない。
携帯があれば、連絡がとれるのでまぁいい。
しかし今の私達に、その文明の利器はない。

しかも今いるビルは8階建て。
私と彼が別れたのは地下一階。
そして今私がいるのは地上1階。

うーーーん、どの階にいるんだろ?🤔

とりあえず、かたっぱしから探す。
探すこと1時間。彼が見つからない。

だんだん疲れて不機嫌になった私は
ある強硬手段にでた。
それは【迷子アナウンス】である。

サービスセンターに駆け寄り、お姉さんに
「彼氏が見つからないので
   アナウンスお願いします!」と伝える。

お姉さん「お名前はフルネームで
               お呼びしてもよろしいでしょうか?」
私「大丈夫です!」
お姉さん「どこからいらっしゃいましたか?」
私「〇〇市です」
お姉さん「お連れ様(私)のお名前も入れますか?」
私「いや、恥ずかしいんで省略で!」

準備は整った。彼の名前を3回呼ぶ。
私『さて、あとは待つだけか…』
アナウンスして5分、彼は来た。

私「やっほー!」
彼「めっちゃ恥ずかしいんだけど!!」
私「でもほら、無事会えたし♡」
彼「何もアナウンスしなくても…」
私「携帯持ってればしなかったけどなー」
彼「次からは充電するわ…」

彼はこれを機に、携帯を使える状態で持ち歩こうと思ったらしい。
さて、いつまで続くか見守りましょうかね。

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