≪Sound Travel LOG≫ in Berlin ~Super Boothとクリエイティブな街~
こんにちはYuriです。今回はベルリンでの旅記録。
ドイツ入国について(2022.06.12現在)
ドイツでは短期滞在に加えて、トランジットの際も各種証明書が必要。
入国する場合、ワクチンを打っていない人や、1回接種、2回目から14日経過していない人はは陰性証明が必要なようです。(6/12現在。最新情報はドイツ大使館のサイトなどを必ずチェックしてください。)
私がドイツ入国に関して提出したのはワクチン証明。
日本から搭乗するときに書類を念入りにチェックされたから、入国審査時は全く見られなかったのですが(笑)まぁ何かあったときのために、念のため各種証明書は携帯しておくと安心でしょう。
ベルリン・ブランデンブルク国際空港
よく使っていたテーゲル空港はいつの間に閉鎖になっていて、南側に新しい空港が誕生していました。
ブランデンブルク空港は、元々ベルリン郊外の空港扱いされていたシェーネフェルト空港のハブ空港だったそうです。シェーネフェルト空港が吸収され(第5ターミナルになった)現在はこの空港がベルリンの中心空港です。
市内へのアクセスも電車を使って行けます。中央駅までだいたい50分前後。
まだまだ新築ピカピカ感がありました。
ベルリンの街の現在
年々都市開発が進み、インバウンドを狙ったビジネスの動きも加速しているそうです。街中には建設中の新しい大きなアパートメントや施設もよく見られました。
それゆえ時価が上がってるため、住んでいたアパートメントの家賃が上がって引っ越すことになったという人の話も良く聞きます。
ナイトクラブなどのカルチャーが感じられる場所も閉鎖してしまったところがたくさんあるそうです。
音楽家に関してはDJや演奏をしていた人たちはアルバイトやほかの職業についた人もおり、生活が変わった人は本当に多いみたい。
元々ベルリンに住んでいた人は郊外や別の場所に移り、外国人が中心地にまた集まってきているためか、街中では英語の会話がよく聞こえます。
ドイツ語ももちろん話されていますが、中には店員さんが英語しか話せないお店もあるくらいなんだそう。
地元民からすると変わってほしくないと思うところもある話していました。
この街もコロナ以外での変化はたくさんあります。
公園になったテンペルホーフ空港
2008年に閉鎖されたテンペルホーフ空港。その後公園になり人々の憩いの場となっています。
滑走路などもそのままで、空っぽの空港そのもの。ベンチもおかれていて日向ぼっこしている人や、広いのでサイクリングや散歩をしている人も。
演奏しているミュージシャンもおり、急にセッションが始まったりすることもあるそうな。なんともベルリンらしい場所です。
フンボルトハイン
フィールドレコーディングで訪れた公園。ベルリンも大きな公園がたくさんあります。5月は気候もよく、大人から子供までお散歩やピクニックをする人をよく見かけます。
階段を上がると展望台がありました。
二次世界大戦の高射砲塔の遺跡で、いまはここから街を見下ろせる見晴らしのいいスポットとなっています。
Super Boothへ
今回の旅の目的のひとつSuper Boothへ!
元々はMusikmesseというフランクフルトのメッセの一部として始まりました。友人たちで作られた小さなコミュニティが、シンセ愛好家たちのために特別な場所を作ったことが始まりなんだそうです。
その後、独立してベルリンへ持ち込まれ年々規模を拡大し、今のような形に進化していきました。
特派員記事レポート
DirigentさんのサイトにてSuper Boothの特派員レポートを書かせていただきました!こちらもぜひみてくださいね◎
ライブにフードも充実していて大人から子供まで楽しめます。
気になった機材
個人的に気になったのは、StimmingがドイツのDOCtron社と協力して開発したThe Instant Mastering Chain。コンパクトなライブ向けマスタリングツール。PCから出るトラックの音が一気に変わりました。
アナログ機材はどうしても重たくて私もコンパクトにPCのみのライブセットにしていってるんですが、比べるとやっぱりペラいんですよね音が。そんな悩みを解決してくれるお助けアイテム。
2.799EURといいお値段します。。。でも納得のクオリティです。
アルゼンチンのブエノスアイレスのYaeltex社。
オーダーメイドのコントローラーを作ってくれるメーカーで、ブラウザ上で、非常に簡単にカスタマイズすることができます。ボタンやフェーダー、さらにはボディのデザインまで!
コントローラーって惜しいけど妥協して買ったりすることも多いんですが、シンプルにオーダーできて発送してくれるのはありがたいサービスですね。
そしてデザインもいけてて◉
会場にはいろんなミュージシャンはもちろん、大人から子供までみんな各々イベントを楽しんでいました。
(写真左Bitwig社のDaveさん。前日会った時は来ないと言っていたんですが、「息子がどうしても来たがって^^;」と会場へ。)
リアルな現場での交流場は本当に大切ですね。
ベルリンで音楽を浴びる
ベルリンに来たからにはクラブ巡りも!今回はほかにも2つの会場を訪れました。
Sisyphos
金曜~月曜の朝までやっているナイトクラブ。
毎回アクトはシークレットで来てみないと分からないのもおもしろいところ!フロアはオープンエアーのビーチっぽいステージと、会場内の暗めのアンダーグラウンド感のあるステージがあります。
フード店もあって、なんなら週末住めちゃうクラブ(笑)
日曜の昼間に行ったら、お天気もよく外のステージでメロディックなフレンチテクノを浴びて気分爽快。
エレクトロニックミュージックだったり、バンドの演奏だったりその日によって音楽も変わるそうです。
ビールが水でいつの間にか5本くらい飲んでいた・・・
silent green Kulturquartier
ここは元々火葬場だったそうです。
2002年に閉鎖され、売りに出されます。その後Kulturquartierが契約を交わし、基本的な外観はそのままに、内部には新しい機能を実現するために必要な改修が行われました。
その後2015年以降、建物の歴史的な部分で会議、会議、セミナー、ワークショップ、特別なお祝いなどが開催されています。
今回はFrancesco TristanoのOn Early Musicツアー。
素敵なピアノ演奏にうっとり・・・。言葉にできない。
いろんな音楽に触れられて幸せだなとかんじました。
おいしいグルメ
ドイツ料理は好みが分かれますが、ベルリンは非常にインターナショナルな街。いろんなベトナムやターキー料理などもたくさんあります。
今回は連れて行ってもらった2店舗をご紹介。
Gelateria Mos Eisley:ジェラート
ベルリンでは無添加のジェラートがけっこう流行っているみたいです。
それにBio商品も日本に比べてとても安い。
ノイケルンにあるこのジェラート屋さんも少し並んでいましたが、平日だったのでそこまで待たずにゲット!
クランベリー味を試しました。自然な甘酸っぱさがたまらん・・・。
Shalimar:パキスタン料理
初めてのパキスタン料理。写真はBhatura(バトゥーラー)というナンが膨らんだようなパンみたいなもの。もちふわしてておいしい。
内容的にはビリヤニやカレーなどインドやネパール料理を連想させるものが多いです。
わたしはほうれん草とラムのカレーをオーダー。
チーズっぽい味もして、今まで食べたものとは違うまた独特のカレー。使っているスパイスや、作り方が違うのかも。
彼らと作ったルーフトップでのビデオから次回作の打ち合わせも!
お土産にもおすすめのものたち
Braumanufaktur by Potsdamer Stange
ドイツと言えば、ビール!
スーパーでもかなり種類豊富にあり、毎回どれにするか迷っちゃう。
Potsdamer Stangeはエール系のほんのり甘めのビール。
IPAのガツンとした味を好んでよく飲みますが、こちらの優しい味も素敵!
ビールについて調べると奥が深い・・・
Club-Mate(クラブマテ)
マテ茶由来の自然素材からつくられたナチュラルエナジードリンク。
ベルリンのクラブでもよく飲まれています。日本では見かけませんね。
ジュースみたいな感じであまーいです。ビール飲みすぎちゃった後には重たいですが、ドイツっぽい飲み物のなかでこちらもおいしくておすすめ!
Teekanneのルイボスティー
テーカンネはデュッセルドルフを拠点とするドイツのお茶メーカー。Rooibos OrangeとVanillaをお土産に購入。
まろやかで、各フレーバーの香りもとっても素敵なんです。ノンカフェインなのもうれしい。
日本のお店で見かけたことはなかったのですが、アマゾンでも売ってました。現地のほうがフレーバーの種類が豊富だった。
本日もご高覧ありがとうございました!
いつもご拝読ありがとうございます◎いただいたサポートは活動資金として大切に使わせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。