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北海道#8 層雲峡と三国峠を経て終着点へ

北海道最終日。網走市を朝出発し、夕方苫小牧港を出港するフェリーを目指す430kmの長距離ドライブの1日です。

層雲峡

今回の旅の目的の一つだった大雪山には、2日目に旭岳側を登り、5日目の今日は麓の層雲峡へと2箇所からアプローチした。黒岳に登ることも検討したけれど、早朝の雲海ツアーに参加できないのであれば、また次の機会にしようとなりました。

層雲峡の中で今回訪れたのは、ここ。

網走方面から国道39号(国道273号)を走り、長さ3キロ以上の銀河トンネルを抜けてすぐ左手に脇道に入ると、双爆台の駐車場に着く。流星の滝銀河の滝の2つが手近に見られるスポットになっている。駐車場から川沿いに遊歩道があり、15分もあればサクッとみて回れます。

双爆台に登れば、こんな風↓に2つの滝を眺められるということで、俄然登る気で登り口に向かったのに・・・

「熊スズあり」の張り紙の隣に、新しげなダンボールに「足跡あり」の文字。いやいや、ちょっとそんな勇気?リスク?を冒してまでいく気にはさらさらなりません、と双爆台は断念。外国人ファミリーとその日本人ガイドが上から降りてきたけど、それ以外の人気は全く感じず、今夏の熊被害のニュースを思い出すと、登るのはちょっと違う気がしました。でも、下から見上げた景色だけでも十分に綺麗でした。

登り口に貼られていた注意書き

三国峠(松見大橋)

今回の北海道旅は毎日好天に恵まれていたけれど、最終日の午後は雨予想。精度の高い日本の天気予報は残念ながら見事に的中して、三国峠に差し掛かったあたりで雨が降り始める。

眼下に広がる三国峠の大樹海

雨さえ降っていなければ、松見大橋がきれいに見えるスポットまで行って写真を撮りたかったけど、こればかりは仕方がない。今回はご縁がなかったということですね。

紅葉シーズンにはこんな景色が広がるらしい

ちょっと驚いたのは、この松見大橋の下の方から大雨の中、自転車で登ってくる外国人グループがいた。真夏とはいえど、標高は1000m以上、国道の上り坂、加えて雨で服はぐっしょりになっているから(急に降り始めたら合羽を着る時間がなかったのかな?)、絶対に寒くて体力が削られてそう。怪我せずに旅を続けてくださいね。

今日のランチ

ちょうどいい時間だったので、三国峠のカフェでお昼にすることにした。店内はとても素敵な雰囲気で落ち着いた空間だった。久々に好きな旅雑誌を手に取ってお料理がくるのを待つ。ちなみに食事メニューはカレー類かそば類の不思議な取り合わせ。予想以上に美味しいカレーで、食後にはコーヒーも楽しみました。美味しゅうございました。

苫小牧に到着し、周辺でフェリー滞在中の食料の買い出しと早めの夕食をとり、北海道を後にして大洗に向かう。

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