【News! AIRS-Lab #068】「筋電位」による身体拡張、明日2/6のライブ講義など
皆様こんにちは、我妻です。
先日、池袋の「ガチ中華」の店を友人と訪れました。
日本人の好みに合わせていない本場の中華料理、異文化を感じて脳が刺激される体験でした。
今回は、2/6(月)から始まる新しいライブ講義、今週のAIトピック、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。
この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。
【ジェネレーティブAIの概要】
2/6(月)の21時から、ライブ講義「ジェネレーティブAI(生成AI)入門」 Section1が始まります。
ジェネレーティブAI(生成AI)入門 Section1【Live!人工知能 113】 https://youtube.com/live/rq4sqbj8Uvw
「ジェネレーティブAI(生成AI)入門」は、近年発展が著しいジェネレーティブAI(生成AI)について学ぶ講座です。
難しい数式やコードを使わずに、ジェネレーティブAIの要点を丁寧に学ぶので、文系の方でも問題なく受講できます。
画像生成AIのStable Diffusion、文章生成AIのChatGPTなどに代表されるジェネレーティブAIは、その高い性能により現在大きな注目を集めています。
時には人間の創作物と見分けがつかないようなコンテンツが生成されることもあり、今後人間社会をどのように変えていくのか、多くの人が関心を抱いています。
また、AIを上手く活用すれば、「作業」を任せることで創作活動や仕事の効率化が可能になります。
AIに任せられることは任せて、人間はより人間らしいことに集中できるようになっていくことが期待されています。
本講座では、最初にジェネレーティブAIの基礎を学んだ上で、様々なジェネレーティブAIをコンテンツ生成の体験と共に学びます。
ジェネレーティブAIの基礎と使い方を学び、AI時代を上手く楽しめるようになりましょう。
【今週のAIトピック】
直近のAI関連の話題に、我妻がコメントします。
Twitter(@yuky_az https://twitter.com/yuky_az)、およびコミュニティ内での発言をまとめたコンテンツになります。
自在に動かせる、第6の指が開発中のようです。
義手や義足とは違い、「代わり」ではなく「拡張」であるのが興味深いです。
従来の身体的な制約に捕らわれない、自由な身体拡張が可能になっていくのでは。
そもそも、デバイスへの入力に使うのであれば、指である必要もないのでは。
キーボードやマウス、タッチパネルを使わずに筋電位でデバイスを制御できるのであれば、iPhone登場並みの革命が起きるのでは。
近年注目を集めている生成AI、パラメータの増加と共に急激に性能が向上するのは確かに不思議です。
理由は専門の研究者でもよく分からないようですが、この一連のツイートでは物理学における「相転移」に例えています。
数個の水分子では氷にならないけれど、10の23乗あれば氷になるように、「数が多い」故に生じる現象が存在します。
ひょっとしたら、なぜ全生物中ヒトだけが文明を築けるのか、その理由も圧倒的な神経細胞数にあるのかもしれません。
新陳代謝をする「スライム型ロボット」が誕生したとのこと。
ゲル状の、生物と機械の中間のような存在のようです。
新しいゲルを獲得し、古いゲルを捨てながら前進するようで、一種の新陳代謝が行われているようにも見えます。
生命の本質は、物質ではなく情報システムであることを改めて考えさせられます。
OpenAIが、テキストが人間が書いたものかどうか判定するツールを公開しました。
ChatGPTのアフターケア、バッチリ(?)ですね。
ただ、判定に1000文字必要など、まだ制限は多いようです。
完全にAIが生成した文章はまだ判定できる余地があるかと思いますが、生成した文章に人間が手を入れたものはかなり判定困難なのでは。
でも、近い未来にAIが生成した文章が人間の文章と判別がつかなくなるのであれば、判定する必要自体が無くなっていくのかもしれません。
なぜ「ジェネレーティブAI」が急激に発展したのか、解説する記事。
Transformerの登場、GPT-2からGPT-3への橋渡しがブレイクスルーだったとのことです。
パラメータが100倍以上の1750億になったことで、訓練に必要なリソースも膨大になりますが、よくこの壁を越えられたものです。
緻密な実験計画と膨大な試行錯誤があったかと思いますが、これを実行可能な組織は世界にどれだけあるのでしょうか。
AIを使って執筆し、「星新一賞」で優秀賞を獲得した葦沢かもめさんが、今度はAIで漫画を描いたとのことです。
キャラに統一感があってしっかり漫画として成立しているのが凄いです。
これまで習得に相当な才能と練習が必要であった絵を描くというスキル、AIによる生成で代用できるケースが増えていきそうです。
絵がネックになって漫画家を諦めていた人達にとっては朗報なのでは。
ただ、参入障壁が下がるので粗製濫造という問題は起きそうです。
良い漫画と、そうでない漫画を見分ける一種の「審美眼」が大事になるかと思いますが、人間が持つ審美眼をAIが備える日は来るのでしょうか。
【AI動画の公開】
YouTube上で、AIに関する動画が公開されています。
「ライフゲーム」はコンピュータの中の宇宙!? 【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #011】:
AIによる「官能検査」は可能か? #質問箱【AIと遊ぼう! AIRS-Lab #012】:
【書籍】
Udemyの講座がきっかけになって執筆した著書「はじめてのディープラーニング」が好評を得ています。
今後も、皆様にとって有益なコンテンツを提供していけたらと思います。
ご意見、ご感想、コースのご要望などがありましたら、ぜひお聞かせください。
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