見出し画像

アートと建築と経済の中州にての徒然 How can I fix my POV; point of view for enriched life??

昔から、といってもほんとは30を過ぎたくらいから、計画的な人生をおくることは諦めているので、何があっても大抵のことでは驚かない肝はすわっているのですが、でも、一年前の自分には想いもつかない体験をする機会を得て、そしてそれはとても大変だったけれど非常に豊かな体験だったので、備忘がてらに記録しておこうと思った次第。

ざっくりいうと、アーティスト(同年代ウラ日本人/しかし人生の半分は英国なので半分英国人/表現者でありつつモノづくりど真ん中のひと)と建築家(ひと世代上イタリア系英国人/建築界の超サラブレッド/それでいて船大工あがりでイマジナリーなひと)と一緒に、日本の典型的なローカル=金沢で役所の方々を巻き込みながら、新しいスペースというか新しい空間体験をつくるっていうプロジェクト。

まぁこれがミラクルの連鎖でできていて、そもそも私が結果的にプロマネみたいな関わり方をしたことですら偶然の産物でしかなくて(仕切りを期待されているのかなぁという壮大な勘違いのタマモノ(笑))それなのに、球が坂を転がるように?! ブラックホールにミレニアムファルコンが吸い込まれるように?! 海にウミガメが帰るように?! あれよあれよと前に進んでいって、ついに堂々カタチになってしまったという壮大すぎるミラクル✨

おかげさまでモノゴトってこんな風にできあがるのかもね、と自分の中の認識がひとつアップグレードいたしました~!

というわけで、自分の中で件から渦巻いていた様々な疑問や問題意識みたいなやつを、このプロジェクトをメタファーに整理してみようかと思いたち、PCの前に座ってみてます。

そもそもの前提として、日本語のタイトルにつかった アート / 建築 / 経済 ていう概念の区別が私の中にはあまりなくて、そりゃ表現としては違う土俵に立っているわけなのだけど、ものの道理/考え方としてはおんなじことを扱っていて、いずれも人間の諸相のひとつの現れにすぎないわけなので、それらの概念の間に垣根を立てて、違いを際立たせるという方向ではなくて、それらの表現の根底にある態度の部分にアプローチしていくような進め方で考えていけたらいいなぁと思っています。

                                                                                                                                          ©Hiraki Sawa

とはいえ計画性がないことが私の性質でもあるので、常にモノゴトは暫定での表明となりますが、現時点では6つのテーマで話を進めていけたらと考えとります。

theme 1; 時間の結節 
    the meaning of bridging multiple diverse timeliness
       複数の時間軸のあわいは結節点となりうるのか  

theme 2; アートのインフラ化 
    art as soft infrastructure
        アートはどのようにインフラとなるのか  

theme 3; 無我の創造と中動態 
    climbing a mountain with egoless company
        神輿に担がれ続けるとどこにたどり着くのか

theme 4; 細部と全体の関係性 
    the contradiction between creating details and promoting the whole          神は細部に宿るのか 

theme 5; 創造と資本主義 
    creation as a representative of some paper currency
        創造は貨幣の代替になるのか 

theme 6; 言い訳可視化の価値と経済 
    economic potential of visualizing excuses
        言い訳が手段から目的になる生き方の必然性はどこからくるのか

appendix; 思考と想像と創造の関係性 
    what separates creativity from imagination?
        何をもってつくったことになるのか


きっと描いていくうちにドライブかかって脇道にそれていくことも容易に推測できるのですが、そこご愛敬。

あと何年生きられるのかなぁ...そういうことを考えるのが、怖いけれど楽しみだったりする愛らしき人間存在への賛美をこめて♥

久しぶりに文章書いてみたら、この新しいスペースが自分にしっくりきそうな感触でちょっと嬉しい。というわけで、チャオ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?